子どもたちが思い思いのページを開いて、くつろげる場所で学習をする。側で大学生が見守っていて、ときどき学びのお手伝いをする。そんな学びの場が、コメダ珈琲店 浮間公園店と横浜江田店で開かれています。

それが、「寺子屋こめだ」

主催をしているのは、NPO法人Cafe de 寺子屋。学生スタッフが自律と協調を掲げ、「地域でいちばん心地良く、自学自習ができる場所」をつくることで、子どもたちが問題解決能力を養うための活動を行なっています。

落ち着くウッドベースの店内に、心地の良いソファ。無音ではなく、スタッフの接客や間仕切り越しのお客様の声など、店内に流れる柔らかな音の流れ。コメダ珈琲店は「地域でいちばん心地良い」場所であれるよう日々研鑽しています。
その場所が、子どもたちの学びの手助けになるのならば嬉しい。Cafe de 寺子屋さんの活動を知ったコメダの担当者が、お客様のご迷惑にならない夜の静かな時間帯に、少しだけお席をご用意することをご提案したのです。

寺子屋こめだ初開催日。
Cafe de 寺子屋さんでは、カフェの定休日や閉店後の時間を使うため、開店しているお店での活動はあまりないそう。ほかのお客さまのくつろぎを邪魔しないように、まずは少人数から始まりました。

訪れた子どもは３名。18時～20時の間で、それぞれの時間、それぞれの課題を持ち寄って寺子屋がスタート。初めは教材がなくても大丈夫。お兄さんお姉さんとの会話の中で、学ぶ楽しさを見つけていきます。

この子は、数字に慣れるためのペンシルパズルに挑戦中。


春から入学する中学校の学習に向けて、予習をしています。
学生は本当に手助けが必要なときだけ、そっと助言をするそうです。

帰る時間になると、ノートにその日の振り返りを書きます。なにをやって、どこでつまづいて、どんなことができるようになったのか。ある子は「わかるようになって嬉しい。友達にも教えてあげたい」とつづっていました。

ノートの内容とともに、当日の様子を保護者の方にも共有しています。


見守っていた保護者の方は「学校とは違うことを学べる場所だと思う。大人ではなく、学生という少し若い世代とつながることで、視野が広がるのではないか」と期待を感じてるようでした。


主催の大石さんにコメダ珈琲店との共同開催について聞いてみました。
「私自身もよくコメダさんに行ってちょっと勉強したり、のんびり考えごとをしたりするときに使わせていただいていました。そのコメダさんからお声がけをいただいてすごくびっくりするとともに、とても嬉しかったです。」

「コメダさんはくつろげる場所という設計がされているので、リビングで勉強しているような感覚でできるのがありがたいです。カフェ探しも実は難しくて。せっかくお店から提案してもらっても、子どもたちが勉強できる環境じゃないと実施できないから。でもコメダさんは、ソファーの感じや机の感じ、天井の高さとかもいい。色味も温かみがあっていい。モダンな雰囲気のカフェもいいけど子供がリラックスするという面で考えると、コメダさんみたいな空間は本当にありがたいんです。あと、店員さんもすごく親切にしてくれるし、店長さんもあたたかく接してくれたのが嬉しかったですね。」


コメダ珈琲店の座席で、週1回行われているこの“学びの場”。
まだ小さなこの取り組みを、良かったら応援してくださいね。
 

KOMEDA COMES TRUE. with YOU コメダの“心にもっとくつろぎを”プロジェクトの合言葉に“with YOU”が付きました。“YOU”は、お客様、株主様、取引先様、社員など、コメダに関わる全ての「みんな」のこと。皆さん一人ひとりのユメを、人と地域と社会をつなぐことで一緒に叶えていけるコメダでありたい、という思いが詰まった“with YOU”です

 

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【開催概要】
●寺子屋こめだ　浮間公園店
開催日時：毎週水曜日　18:00～20:00
定　　員：6名
予約用URL：https://www.cafe-de-terakoya.or.jp/tokyo002

●寺子屋こめだ　横浜江田店
開催日時：毎週木曜日　17:00～19:00
定　　員：18名
予約用URL：https://www.cafe-de-terakoya.or.jp/kanagawa001