コメダ写真館

地域の文化小劇場で、ワンコインの映画を楽しみました。

「めんたいぴりり」という作品でした。戦後間もない博多で辛子明太子がつくられた、その物語に取材したコメディです。昔から明太子が好きなので、観てみたくなりました。

もとが釜山のお惣菜なのだという話、また地元町内会出演による祇園山笠が、心に響きました。全体を通して、主人公が、いえ、彼を取り巻くひとたちまでがくり返し語った「おいしいものがひとを幸福にする」という夢が、コメダと通い合うように感じました。

帰り道で、コメダのスパゲッティを食べました。大好きなめんたいクリームが、映画がよかったぶん、しみじみおいしかったです。

後半はタバスコの酸味が食べやすくしてくれました。最後、アイスを飲み干す手前、そのために残したぶんで拭き取って食べた、これでもかとバターのしみた明太フランスが幸せでした。