モーニングで、2023年9月のコメダ部員さんアワード「注目投稿賞〜コメ友の部屋編〜」受賞者であるゆいめろさんが教えてくれた、“バターじんわりホイップあんぱん”を食べました。

ジェリコ（元祖）のホイップから、きれいに絞られた表面をなるべくそのまま持ってきました。

感動したのは、その下の小倉あんを挟むときです。ローブパンを開くと、バターがじんわり、いい香りがしてほくほくで、食べながら感じた幸せはそれはもう言葉にならないほどでした。

そのあとに、ゆで玉子をたっぷりの塩と食べました。

ゆで玉子の殻を剥くとき、以前はそこまで気にしてもいませんでしたが、コメダのありがたさが真実身に染みて以来、自分は、片づけるひとの苦労をいちばん考えます。

どういうことかというと、スタッフさんが可燃ごみの袋を圧縮するとき、殻はその前の段階でなるべく細かいほうが楽になる。一方で、あまりすべてが細かくてはバスケットから出すときに散らばってしまうおそれがある。そう考えてたどり着いたのが、このスタイルです。細かい破片のほうは、薄い皮と極力つながったまま剥いています。

思い返すと、この春の定年退職間際に一度だけモーニングをごちそうしてくれた地域の消防団副団長が、そのようにゆっくりと、真面目な顔をしてゆで玉子の殻を剥いていました。当時はその意味が飲み込めなかったのが、いまにして腑に落ち、そのひととのかけがえのない思い出とともに、これからも破るべからざる作法として身につきました。

おまけで、朝出た駅（名古屋市営地下鉄東山線亀島駅）でまた見つけた、ホワイトボードの漫画をどうぞ。ここからコメダ珈琲店までは、よく晴れた地上を歩いて15分とかかりませんでした。