グランドオープンを迎えた、金山駅北口のコメダを訪問しました。

名古屋人だからではなく、いちごときたら次はあんこだろうと、選んだのはCモーニングです。最高においしかったです。

自分は、新規出店の情報に食いつきが悪いほうです。

というのは、もの珍しさや記念品に惹かれるだけではそのあとが続かず、ともするとそのコメダのひとを傷つけることになるのを避けたいからです。しかし今回は特別でした。なぜなら、このコメダはマイコメダと同じフランチャイズだからです。

「オープンおめでとうございます」

その言葉を、声に出して伝える明確な希望を抱いて行きました。

その希望は、おかげで実現しました。それだけでなく、手渡しのプレゼントを受け取る際には明るい笑顔に浴し、席では、このうえなくスムーズなオーダー取りと配膳に与りました。

明るさは続くものです。店舗を出たあと、入るときまだ寒い早朝からちらしを配っていたスタッフさんへ、進んで声をかけ、会話をすることができたのです。

「おいしかったです」

「ありがとうございます」

「また、ぜひ」

「ええ、また」

これがコメダだ、と思いました。

この日金山を訪れたのには、もう一つ理由があります。同地区の「Niterra 日本特殊陶業市民会館」（旧名古屋市民会館）で午後から催された「防災・減災コンサート」に申し込んでいたのです。

愛知県警察音楽隊とポッカレモン消防音楽隊による、素晴らしいステージでした。東の空を太陽が照らす照明をバックに、勇気を、たしかに胸に収めました。

日ごろ消防団員として活動するなかで生じる困難も、この先必ず乗り越えていこうと思いました。総じて、朝から晩まで、そのために仕事を休みにした甲斐のあるいい日になりました。