癒しと戸惑いとココア
カービィ「ある時、僕達はあずきミルクを美味しく食べていたんだ。そうしたら突然ホイミンに似た小さな子が僕達の前に現れたんだ。その子はスライムの昔の名前を知っていたみたいだけど…いったい誰なんだろう…?」
スライム「ついに前回のあらすじも俺達が語るようになってる…と、とにかく後半へいくぞ!」
スライム「君はカービィ達だけじゃなくて俺の名前まで知っていた…いったい君は何者なんだ?」
カービィ「そうだ!どうせならご飯食べながら話そうよ!」
スライム「…って、ついさっき食べたばかりだろ!」
カービィ「気にしない気にしない♪あ、君の分もあるから遠慮せずに食べてね!」
???「ありがとう!カービィさんって優しいのね!」
ワドルディ「えっと…それで…君はどうして僕達の事を知っていたの?」
???「それはね、わたしのパパとママがあなた達の友達だからなの!みんなパパから聞いたの」
スライム「パパとママが友達……え、まさか…」
メタナイト「失礼、ご両親の名はホイミンとホミコというのでは…?」
???「 そうなの!ホイミンパパとホミコママなの!」
デデデ「つまりお前は…ホイミンの息子なのか!?」
???「失礼ね!わたしは女の子よ!」
カービィ「そうなんだ~、じゃあホイミンに子供が出来たんだね!良かった〜♪」
スライム「……いや、なんか色々おかしく無いか?」
ワドルディ「ついこの前結婚したばかりなのに、こんなしっかりした子供ができるものなのかなぁ」
カービィ「きっと成長が早いんだよ♪」
スライム「………。疑うわけじゃないけど、君がホイミンの娘だって証拠はあるのかな?」
???「えっと、この写真が証拠にならない?」
カービィ「あ、ホイミンとホミコちゃんだ!」
デデデ「あいつら元気でやっているようだな!」
スライム「確かに…ホイミンとホミコさんだ。(少なくともこの子が2人の知り合いというのは間違いない…のか?)」
???「これで信じてもらえた?」
ワドルディ「信じます。ところで…君の名前はなんていうのかな?」
イユ「あ、わたしとしたことが!申し遅れました、わたしはイユと申します。以後、お見知りおきを」
カービィ「イユちゃん?可愛い名前だね♪」
デデデ「俺さまはてっきりホミロンとかホミリンとか、そういう名前かと思っていたぞ」
イユ「あ…うん!ちょっと変わってるよね!フフフ…」
ワドルディ「……?(何かあったのかなぁ?)」
メタナイト「イユ殿、アイスココアでもどうだろうか」
イユ「あ…メタナイト様にココアをもらえるなんて感激です!!」
デデデ「メタナイト!いつの間にそんな物を持ってきたのだ!?」
メタナイト「この前見かけたのでたまたま購入していただけだ。元々私が飲むつもりだったから問題あるまい」
スライム「メタナイトって本当に甘党だったのか…」
カービィ「美味しそうなココアだね♪」
メタナイト「コメダが監修しているココアだ、味は申し分ないだろう」
イユ「あ、パパが言ってたよ。カービィさん達はコメダが好きなんだって!」
カービィ「うん!料理は美味しいし雰囲気は良いしでお気に入りの場所だよ♪」
デデデ「コメダに限らず美味い飯は好きだぞ!」
ワドルディ「大王様はなんでも美味しそうに食べますよね」
スライム「それでホイミン…お父さんとお母さんの様子はどう?」
イユ「あ…うん。パパは元気だと思うよ!ママは……げ、元気だよ!」
カービィ「そうなんだ!それは良かった♪」
スライム「………。それと、君はどうしてこんな所に1人で来たのかな?」
イユ「え…えっとね。パパからカービィさんやリオおじさまの話を聞いていたら…興味が出てきちゃったから…。思い切って今日飛び出してきちゃったの!!」
ワドルディ「飛び出してきちゃったって…」
デデデ「まさか家出してきたのか!?ホイミン達には行くって伝えたんだろうな!?」
イユ「伝えたよ!……ちゃんと紙に書いてテーブルに置いてきたもん!」
スライム「いやいやいや!ちゃんと直接言わないとダメだよ!今頃お父さん達心配してるぞ!」
イユ「だって…だってええ……!」
メタナイト「ふむ…何やら訳ありのようだな。ひとまずアイスココアを飲むのだ」
イユ「……。甘くて美味しい」
カービィ「それは良かった♪」
スライム「それを飲んだら2人の所に帰るんだぞ。俺も一緒に行くから」
イユ「………」
デデデ「どうやら帰りたくないらしいな!」
カービィ「ねぇ、もしかしてお父さん達とケンカでもしたの?」
イユ「う、ううん…そうじゃないの。パパとママもとってもいい人だし…でも…」
ワドルディ「なにか事情がありそうだね…」
スライム「……そっか。じゃあ少しの間だけここにいると良いよ」
イユ「ホント…?ホントに良いの?」
スライム「ああ。そのためにわざわざここに来た感じもするし、今ここで君を1人にするのは危ないからね」
メタナイト「我々が近くにいるほうが安全だろう」
イユ「あ、ありがとうメタナイト様!リオおじさま!!」
スライム「で、出来ればリオって言うのはちょっとやめてほしいかなぁ。それになんで俺がおじさまなんだ?」
イユ「だって、パパよりも年上だって聞いたから♪」
デデデ「ワッハッハ!それはおじさんで間違いないな!!」
スライム「ま、全く反論出来ないのが微妙に悔しい…」
カービィ「大丈夫だよ!まだオジイサンじゃないってことだから♪」
ワドルディ「カービィ…フォローになってないよ」
カービィ「じゃあイユちゃん!これからよろしくね♪」
イユ「うん、よろしくねカービィさん!ワドルディさん!大王様にメタナイト様!」
ワドルディ「よろしくねイユちゃん」
メタナイト「うむ」
デデデ「お前も俺さまの部下として存分に励むがよい!」
イユ「それから、オジサマ本当にありがとね♪」
スライム「分かったから、これからはオジサマの言うことも聞いて良い子にするんだぞ」
イユ「は~い♪」
カービィ「イユちゃんと友達になったことだし、また今度コメダでお祝いしようよ♪」
デデデ「カービィにしてはいい考えだ!盛大に祝ってやろう!」
イユ「ホント!?わたしも1度こめだって店に行ってみたかったの!」
ワドルディ「良いお店だから、きっと気に入ると思うよ」
イユ「ワ〜イ、楽しみ〜♪」
スライム「の、能天気だなぁ。(ホイミン達はどこかに去ったわけじゃないのか?それにこの子の事も…わからない事だらけだ)」
メタナイト「スライム殿、ひとまずはイユ殿を守ることを優先しようではないか」
スライム「……そうだな、まずはそれが1番だな!(今は目の前の事に集中だ…!)」
イユが なかまに くわわった!
ホイミンの恋路編 T R U E E N D
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投稿を表示すぎまさん!
どしょっぱなの、カービィがあらすじを話しているところ、それをツッコむ(?)スライムに大笑いしてしまいました🤣🤣🤣
イユちゃん…なにか訳ありっぽい感じが気になります〜🤔
イユちゃんは『スライム』とは教えられなかったのでしょうか?ホイミンとホミコさんは常に『リオ』と呼んでいたのでしょうか…🤔
私の感情はスライムに近いみたいです🤭
同じようなことを考えながら読んでました🫣
今日もありがとうございました❗️
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