さんかく屋根の下

コメダ写真館

すぎま
2024/01/08 14:51

癒しと戸惑いとココア

カービィ「ある時、僕達はあずきミルクを美味しく食べていたんだ。そうしたら突然ホイミンに似た小さな子が僕達の前に現れたんだ。その子はスライムの昔の名前を知っていたみたいだけど…いったい誰なんだろう…?」

スライム「ついに前回のあらすじも俺達が語るようになってる…と、とにかく後半へいくぞ!」

 

 

スライム「君はカービィ達だけじゃなくて俺の名前まで知っていた…いったい君は何者なんだ?」

カービィ「そうだ!どうせならご飯食べながら話そうよ!」

いつもの小倉トースト😅

スライム「…って、ついさっき食べたばかりだろ!」

カービィ「気にしない気にしない♪あ、君の分もあるから遠慮せずに食べてね!」

???「ありがとう!カービィさんって優しいのね!」

ワドルディ「えっと…それで…君はどうして僕達の事を知っていたの?」

???「それはね、わたしのパパとママがあなた達の友達だからなの!みんなパパから聞いたの」

スライム「パパとママが友達……え、まさか…」

メタナイト「失礼、ご両親の名はホイミンとホミコというのでは…?」

???「 そうなの!ホイミンパパとホミコママなの!」

デデデ「つまりお前は…ホイミンの息子なのか!?」

???「失礼ね!わたしは女の子よ!」

カービィ「そうなんだ~、じゃあホイミンに子供が出来たんだね!良かった〜♪」

スライム「……いや、なんか色々おかしく無いか?」

ワドルディ「ついこの前結婚したばかりなのに、こんなしっかりした子供ができるものなのかなぁ」

カービィ「きっと成長が早いんだよ♪」

スライム「………。疑うわけじゃないけど、君がホイミンの娘だって証拠はあるのかな?」

???「えっと、この写真が証拠にならない?」

サイズ差がものすごい……

カービィ「あ、ホイミンとホミコちゃんだ!」

デデデ「あいつら元気でやっているようだな!」

スライム「確かに…ホイミンとホミコさんだ。(少なくともこの子が2人の知り合いというのは間違いない…のか?)」

???「これで信じてもらえた?」

ワドルディ「信じます。ところで…君の名前はなんていうのかな?」

イユ「あ、わたしとしたことが!申し遅れました、わたしはイユと申します。以後、お見知りおきを」

カービィ「イユちゃん?可愛い名前だね♪」

デデデ「俺さまはてっきりホミロンとかホミリンとか、そういう名前かと思っていたぞ」

イユ「あ…うん!ちょっと変わってるよね!フフフ…」

ワドルディ「……?(何かあったのかなぁ?)」

アイスココアの平面図

メタナイト「イユ殿、アイスココアでもどうだろうか」

イユ「あ…メタナイト様にココアをもらえるなんて感激です!!」

デデデ「メタナイト!いつの間にそんな物を持ってきたのだ!?」

メタナイト「この前見かけたのでたまたま購入していただけだ。元々私が飲むつもりだったから問題あるまい」

スライム「メタナイトって本当に甘党だったのか…」

メッセージは他の商品と変わりなし?

カービィ「美味しそうなココアだね♪」

メタナイト「コメダが監修しているココアだ、味は申し分ないだろう」

イユ「あ、パパが言ってたよ。カービィさん達はコメダが好きなんだって!」

カービィ「うん!料理は美味しいし雰囲気は良いしでお気に入りの場所だよ♪」

デデデ「コメダに限らず美味い飯は好きだぞ!」

ワドルディ「大王様はなんでも美味しそうに食べますよね」

スライム「それでホイミン…お父さんとお母さんの様子はどう?」

イユ「あ…うん。パパは元気だと思うよ!ママは……げ、元気だよ!」

カービィ「そうなんだ!それは良かった♪」

スライム「………。それと、君はどうしてこんな所に1人で来たのかな?」

イユ「え…えっとね。パパからカービィさんやリオおじさまの話を聞いていたら…興味が出てきちゃったから…。思い切って今日飛び出してきちゃったの!!」

ワドルディ「飛び出してきちゃったって…」

デデデ「まさか家出してきたのか!?ホイミン達には行くって伝えたんだろうな!?」

イユ「伝えたよ!……ちゃんと紙に書いてテーブルに置いてきたもん!」

スライム「いやいやいや!ちゃんと直接言わないとダメだよ!今頃お父さん達心配してるぞ!」

イユ「だって…だってええ……!」

メタナイト「ふむ…何やら訳ありのようだな。ひとまずアイスココアを飲むのだ」

こいつ、甘いぞ!!

イユ「……。甘くて美味しい」

カービィ「それは良かった♪」

スライム「それを飲んだら2人の所に帰るんだぞ。俺も一緒に行くから」

イユ「………」

デデデ「どうやら帰りたくないらしいな!」

カービィ「ねぇ、もしかしてお父さん達とケンカでもしたの?」

イユ「う、ううん…そうじゃないの。パパとママもとってもいい人だし…でも…」

ワドルディ「なにか事情がありそうだね…」

スライム「……そっか。じゃあ少しの間だけここにいると良いよ」

イユ「ホント…?ホントに良いの?」

スライム「ああ。そのためにわざわざここに来た感じもするし、今ここで君を1人にするのは危ないからね」

メタナイト「我々が近くにいるほうが安全だろう」

イユ「あ、ありがとうメタナイト様!リオおじさま!!」

スライム「で、出来ればリオって言うのはちょっとやめてほしいかなぁ。それになんで俺がおじさまなんだ?」

イユ「だって、パパよりも年上だって聞いたから♪」

デデデ「ワッハッハ!それはおじさんで間違いないな!!」

スライム「ま、全く反論出来ないのが微妙に悔しい…」

カービィ「大丈夫だよ!まだオジイサンじゃないってことだから♪」

ワドルディ「カービィ…フォローになってないよ」

またコレクション?が1つ増えました😃

カービィ「じゃあイユちゃん!これからよろしくね♪」

イユ「うん、よろしくねカービィさん!ワドルディさん!大王様にメタナイト様!」

ワドルディ「よろしくねイユちゃん」

メタナイト「うむ」

デデデ「お前も俺さまの部下として存分に励むがよい!」

イユ「それから、オジサマ本当にありがとね♪」

スライム「分かったから、これからはオジサマの言うことも聞いて良い子にするんだぞ」

イユ「は~い♪」

カービィ「イユちゃんと友達になったことだし、また今度コメダでお祝いしようよ♪」

デデデ「カービィにしてはいい考えだ!盛大に祝ってやろう!」

イユ「ホント!?わたしも1度こめだって店に行ってみたかったの!」

ワドルディ「良いお店だから、きっと気に入ると思うよ」

イユ「ワ〜イ、楽しみ〜♪」

 

スライム「の、能天気だなぁ。(ホイミン達はどこかに去ったわけじゃないのか?それにこの子の事も…わからない事だらけだ)」 

メタナイト「スライム殿、ひとまずはイユ殿を守ることを優先しようではないか」

スライム「……そうだな、まずはそれが1番だな!(今は目の前の事に集中だ…!)」

 

 

イユが なかまに くわわった!

 

 

ホイミンの恋路編 T R U E  E N D 

次の章へ進みます……?

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1 件の返信 (新着順)
イニム
2024/01/08 20:32

すぎまさん!
どしょっぱなの、カービィがあらすじを話しているところ、それをツッコむ(?)スライムに大笑いしてしまいました🤣🤣🤣
イユちゃん…なにか訳ありっぽい感じが気になります〜🤔
イユちゃんは『スライム』とは教えられなかったのでしょうか?ホイミンとホミコさんは常に『リオ』と呼んでいたのでしょうか…🤔

私の感情はスライムに近いみたいです🤭
同じようなことを考えながら読んでました🫣

今日もありがとうございました❗️


すぎま
2024/01/08 20:54

イニムさん!まさかそこで笑ってもらえるとは思いませんでした!
イユちゃんには何か大きな秘密があるかもしれないし、無いかもしれません😅

この世界観のカービィ達にとってはスライムはこのスライムが唯一無二なのですが、ホイミン達にとってはスライムはごくありふれた存在なので単にスライムと言うと誰のことを話しているのか分からなくなるのです。
だから本人がいない所では普通にリオと呼んでいると思われます🙂

スライムはイユちゃんの話に違和感を覚えつつも、既に保護者目線になってるのがまた…🤭
こちらこそ有り難うございました🥰

イニム
2024/01/08 21:23

ふむふむ…なるほど〜🧐です💡

すぎまさんの物語りを読んでいる時、私の頭の中ではしっかり実写版アニメ状態になっております😊
みんな、ちゃんと動いてるんです😁
それくらい、楽しく読ませてもらってます💛

すぎま
2024/01/08 21:32

ちゃんと脳内で映像を想像出来ているんですね!これまた非常に嬉しいお言葉です😆
しばらくは大きく物語が動く事はないと思いますが😅気楽に楽しんでいただけると幸いです😊