時の美しさと
スライム「それで、相談したいことってなんだ?」
ホイミン「えっと…まずはこれを飲んでよ」
スライム「コメダ珈琲店 黒みつミルクコーヒー?(こうきたか…)有難う、これを飲みながら話を聞くとしようか」
ホイミン「うん、それで…ホミコちゃんの事なんだけど…」
スライム「(やっぱりその話か)ホミコさんがどうかしたのか?」
ホイミン「ホミコちゃんと一緒にいると本当に楽しいし、彼女の笑顔を見てると嬉しくなってもっと頑張れそうな気がするんだ!」
スライム「お、おお…そうか。それは良かったな」
ホイミン「だからこれからもずっと一緒にいたいと思っているんだ!」
スライム「そ、そっか…それならそう本人に伝えればいいんじゃないかな?彼女もまんざらじゃ無さそうだし」
ホイミン「そうなんだけど…でも…」
スライム「何か気がかりな事でもあるのか?まあ将来への不安は多かれ少なかれあるものだろうけど…」
ホイミン「僕…ホミコちゃんの事が好きだ。だけどスライム達と一緒にいる時間も大好きなんだ…」
スライム「…!!ま、待て!まさかこの俺と結婚したいと言うのか!?それはダメだ!考え直せ!!」
ホイミン「ななな何を言ってるのさ!君と結婚するわけないよ!」
スライム「そそそそうだよな!うん…(俺はいったい何を言っているんだ…)」
ホイミン「そ、それで…僕はスライムやカービィ達と一緒にコメダに行ったり遊んだり、戦ったりする時間が好きなんだ」
スライム「お、おう。それは嬉しい言葉だが…」
ホイミン「だけど、ホミコちゃんと…結婚するとしたら、今の様に皆とは一緒にいられないと思ったら…僕…」
スライム「…そういう事か。(俺達魔物は結婚して子供を授かると、何処かに去ってしまうって話もあるからな)」
ホイミン「僕は皆とも離れたくなくて…!だからどうしたいのか分からなくなって!」
スライム「…そっか、その気持ちも分かるよ」
ホイミン「ねえ…こんな時、君だったらどうするのかな?」
スライム「……そうだなあ、別に人生(?)は恋愛が全てってわけじゃないと前置きした上で考えてみるけど、まずはホミコさんと添い遂げる事と、俺達と交流を続ける事は別に両立できない事じゃないと思うぞ。仮に暫く会えなくなったとしても、また巡り合える時だって来るさ」
ホイミン「…うん、それはそうなんだけどね」
スライム「それと、添い遂げたいと思える人と出逢えるなんてとても幸運な事じゃないか。だからこそ、自分の想いやその人との時間は大事にした方が良いと思う。時間はあるようでないんだからな…」
ホイミン「え?」
スライム「ごめん、何でもない。まあ最終的に決めるのはホイミンとホミコさんだ。ホイミンが納得するまで心に向き合って考えればいいよ。多分それが最善だ」
ホイミン「……ありがとう!僕決めたよ!ホミコちゃんと結婚するよ!!」
スライム「(切り替え早!!)そ、そっか。それは良かった!」
ホイミン「スライムありがとう!早速プロポーズの練習してくるよ!またね!!」
スライム「あ、ああ…。……走って何処かに行ってしまった。まあ元気になってくれて良かったよ。あ、そうだ。さっき貰ったこれでも飲むか。……美味しいけど普段よりも甘酸っぱい気がする。……あの二人、上手くいくといいな」
カービィ「おーい!スライム!」
スライム「あ、カービィか。どうした?」
カービィ「今ホイミンとすれ違ったけど、元気そうに走ってたよ!スライムが励ましてくれたんだね♪」
スライム「いや…別に大したことはしてないぞ。あいつの背中をそっと押しただけだ」
カービィ「そうなんだ~。さっきホミコちゃんからホイミンが悩んでるって話を聞いたけど、きっともう大丈夫だね♪」
スライム「ホミコさんも心配してたのか、あいつも幸せ者だなあ。そういえば、さっきカービィが思いついたことってなんだ?」
カービィ「あ、そうだ。その話をしにきたんだよ。えっとね…」
スライム「……なるほど、悪くないな。どっちにしろあの二人が本当に結婚するって決まってからだな」
カービィ「そだね~♪」
もう少し続きます。
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投稿を表示黒みつミルクコーヒー、美味しいですよね😋✨❣️
さて、ホイミンさんとホミコさん、上手くいって良かったです。何だかホッとしました。
また、スライムの言葉には、本当にそうだなぁと納得できましたし、少し気持ちよくわかりました。
自分もいろいろ思うようなことたくさんありましたから…✨🍀
続きがまた楽しみです😊✨❣️
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投稿を表示あ、終わっちゃったかと思いましたー💦
良かった、まだ続きが読めるんですね🎵
楽しみにしてます🤗
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