地域とともに。公園とともに。「浮間公園店」大解剖。
「街のリビングルーム」コメダ珈琲店。
木のぬくもりが感じられる店内に、お隣が見えそうで見えない絶妙な高さの間仕切り、座り疲れのないソファ…。どこに行っても日常が帰ってくるような安心感に包まれるコメダ珈琲店ですが、実は同じ間取りのお店が一つもないことをご存知でしょうか。
ビルの中にあるお店、ショッピングセンターの一角にあるお店、一軒家として建っているお店…。そのすべてが「唯一無二のコメダ珈琲店」なのです。
今回ご紹介するお店は、東京都北区の浮間公園内に出店した「コメダ珈琲店 浮間公園店」です。来園者の利便性を高めるとともに、収益の一部を浮間公園のために使う、公園便益施設として建てられたお店です。
うちの庭、うちのリビング
浮間公園は、浮間舟渡駅を出てすぐにある、公園の真ん中の大きな池と風車のモニュメントがシンボルの都立公園です。お散歩をする子ども連れや、ジョギングをするご年配の方、釣りやバードウォッチングをする方などでにぎわいます。
また、地域の方々がボランティアとしてお花を植える花壇があったり、花火大会の日にはレジャーシートを敷いて空を見上げたりと、四季折々の変化を楽しむことができる地域の方の「庭」のような存在です。
ここにオープンするコメダ珈琲店浮間公園店は、地域の方のお庭の一部、うちのリビングとして くつろいでいただけるような工夫がたくさん。少し、のぞいてみましょう。
誰もがくつろげる店内
店内は窓が広く、公園を眺めながらくつろげる設計です。天井も高く、とっても開放的ですね。
内外装の一部に使われている木材は、東京都が活用を推奨している多摩産材。地元の木材を利用することで、地元の林業の活性化を促し、適切に森を守るのに役立っています。「多摩産材」のロゴが味わい深いですね。
また、車いすやベビーカーでも入りやすいように段差をできる限り排除しました。多機能トイレも完備。どなたでも利用ができます。
こちらは、コメダ珈琲店の他店舗にも飾られている障害を抱えながら絵を描くアーティストの作品。大きく壁紙に描かれた絵はインパクトが大きいのに、店内に溶け込んで不思議と落ち着きます。
おひとりさま利用の増えた昨今にも対応して、カウンター席もご用意。オススメは晴れた日の午前中。池を中心に穏やかに過ごす人々が、一幅の絵のように感じられます。
風車をモチーフにした無料休憩所
外観も特徴的なこのお店。いつもの山小屋のような外観に、風車と同じ六角形の屋根がついたスペースがついています。実はここは無料休憩所兼ギャラリーとして使われる場所です。地域の方が自由に飲食したり、ゆっくり休んだりできます。また、地域の情報やフォトコンテスト受賞作品などが飾られます。
テイクアウト窓口もあるので、お持ち帰りもスムーズですね。実際に注文してみると…
お渡しカウンターからスタッフが手渡し。そのまま休憩スペースでのんびり。気兼ねなくくつろいでくださいね。
うちの庭、うちの花壇
お店の外にはウッドデッキとテラス席があります。天気が良い日にはテイクアウト商品をお外で食べるのも素敵ですね。お弁当持参でもぜひどうぞ。
花壇には、季節折々の花々を楽しめるような、都度地域の方と一緒に作り上げていく「うちの花壇」になる予定です。今は霜柱が立っていますが、今後どんなお庭になるのか、楽しみですね。
“くつろぎ”で人と地域と社会をつなぐ
今回、浮間公園多面的活用プロジェクトに参画することについて開発担当は「地域の方々が愛着をもって庭のような存在として利用する浮間公園に、コメダ珈琲店というリビングのようなあたたかい存在があることで、これまで以上に付加価値が加わった素晴らしい公園になる! と信じて取り組みました。」と胸を張ります。
お店と公園、地域の皆さんがつながっていく。そんな光景を目にすることができる日も、きっと近いはず。
浮間公園と地域の「庭」に立ち寄った気分を味わってみてはいかがでしょうか。
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投稿を表示素敵なお店で、羨ましいです
名古屋でも、鶴舞公園辺りにでも、コメダが出来たら嬉しいですね