月に一度の贅沢で、駅で利用するコメダの向かいにあるヤマサちくわで旬のちくわを買っています。4月は桜鯛、5月は飛魚、そしてこの6月は伊佐木と、それぞれが感動的な体験でした。

その日は、コメダがもう混雑する時間で、時間の節約も考えウェイトボードに名前を書いて先にちくわを買いました。ちくわは生鮮食品だから、いくら保冷剤をお願いしたといっても、そのちくわが本物であれば当然、時節柄なおさら、コメダでゆっくりしているわけにはいきません。

そこで、定番モーニングよりもっといいことがはっきりしているあんバター風ローブパンを、たまごのときよりも強く噛みました。

おいしかったです。それだけでももちろん、タイミングによって、口の中にまだフードがあるうちにフレッシュを入れたコーヒーを——自分の場合は少量——口に含んだときが、花開く香りと溶け合うすべてが絶妙がでした（ひたパンに近い、といったら伝わるでしょうか）。

紳士らしく、だからといってにやにやすることはなく、隣の店舗でおやつを買って帰りました。