やみつきカステラ
交通局の「やみつきなごめしきっぷ」お食事チケットを用意して、ジェリコ堂へいきました。
何を隠そう今月2度目です。やみつきなのはしかし、ベビーカステラのほうです。焼きたてほかほか、ふんわり甘い香りがして、まるで赤子にかえったようににこにこしていました。
ジェリコはというと、抹茶ホイップがメロンクリームのようにきれいで、全体にミルキーなのが黒蜜のコク深さを引き立ててくれました。始めから終わりまで、清涼感溢れるコーヒーゼリーが潤いでした。
トッピングをしないのも、シンプルにおいしくて、いいですね。
緑の大地から銀河の広場へスロープを下っていくとき、ウルフィの向こうにジェリコ堂の看板が見えてくるあたりが好きです。

ミライタワー3階の液晶と、オアシス地下のジェリコ堂のロゴが、シリウスやカペラのようにまぶしいほど輝いて見えます。
帰るとき、今度は来たときとは逆向きに、光の回廊を登っていきました。緑の大地へたどり着いたところで、ちょうど正面にミライタワーが見えるのが好きです。

そして、希望の泉を横切り、三越前の彫刻と向き合ってから、サカエチカへの階段を降りていきました。
名駅と栄を結ぶ名古屋のメインストリート、広小路の街路灯は、90年代は球体だけが目立っていました。幼い目に忘れがたい印象を残したものです。


いつからか、歩道の車道側に、内側が紫に光る円錐の明かりが建てられていきました。そちらが凸の集合だとすれば、球体のほうは、光る部分が凹です。しかし、一つの球体として見るならば、どこも凹んでいないから不思議です。
球体は、いまも残されています。それは、自分のようなひと時代前の人間の記憶に訴えるだけでなく、もしかしたら、名古屋へはじめて来たひとに歴史への気づきを促すことがあるかもしれません。
たんに最新のぴかぴかを追い求めるだけでない、名古屋にはそれだけの幅があるのを思います。