イユ「この間はオジサマ達とこめだコーヒーキャンディーを食べたの！その後オジサマの家で寝ちゃって…怖くて悲しい夢を見た気がしたの。あれはいったいなんだったのかしら…」

スライム「お父さんお母さん…か」

 

 

ホイミン「そっか、そんな事があったんだね」

スライム「ああ…あの後イユの様子はどうだ？」

ホイミン「今は落ち着いてるよ。今日はホミコと2人でゆっくりとするんだって」

スライム「それなら良かった……一応聞いておくけど、イユはホイミン達のことをお父さんお母さんって呼んだことはあるのか？」

ホイミン「うーん…ないよ」

スライム「そうか、そうなるとイユが見た夢ってのは…」

メタナイト「恐らく実のご両親の事を夢に見たんだろう」

デデデ「何！？それはどういうことだメタナイト！」

ホイミン「あ、メタナイトさん！それに皆も！いつの間に！？」 

カービィ「ちょうど今来たところだよ♪それよりもイユちゃんが見た夢がどうかしたの？」

スライム「ああ…多分だけど、昔ご両親と居たときの事を夢に見たんだと思う」

ホイミン「そ、そうなの？それならイユの両親も生きてるかもしれないんだね」

ワドルディ「でも…だとすると『やめて…1人にしないで…』って言葉が気になるね…」

スライム「その時に何か嫌な出来事があったのかもしれないな…」

デデデ「嫌な事とはなんだ！？」

ホイミン「両親と離ればなれになった……とかかなぁ…」

メタナイト「ふむ…やはり記憶を取り戻すのは危険がともないそうだな」

ワドルディ「ど、どうしたらいいんでしょうか？」

カービィ「うーん…とりあえず思い出してから考えようよ♪」

スライム「思い出してからじゃ手遅れだろ！」

デデデ「まあ記憶に関しては俺さま達がどうこう出来る問題でもないだろう。コーヒーでも飲んで落ち着くぞ！」

メタナイト「ふむ…それも一理あるな。我々が不安そうにしていたらイユ殿の心労も増えてしまうだろう」

スライム「……それもそうだな。俺達がうろたえている場合じゃないな！」

カービィ「じゃあ早速生姜を入れて飲むよ♪」

デデデ「おい！俺さまは普通にブラックで飲みたいのだ！余計なことをするな！！」

メタナイト「なに、気にすることはない。コーヒーと生姜の組み合わせは悪くない。それに体も温まる」

ワドルディ「蜂蜜を加えるとより美味しくなりますよね」

カービィ「そうなんだ！じゃあ蜂蜜も入れて飲むよ〜」

ホイミン「あ、ホントだ。生姜のクセの強さを蜂蜜が上手く調和してくれているね」

メタナイト「この組み合わせは健康にも良いし眠気覚ましにも有効だ。覚えておいて損はないだろう」

デデデ「むう…まあ美味いのは認めてやらんでもない！」

スライム「……すっかり普段の光景になったな。(なんかホッとするな)」

カービィ「……あ、そうだ！良いこと思いついたよ♪」

ワドルディ「きゅ、急にどうしたの？」

カービィ「今度皆で美味しいものを食べに行こうよ！」

デデデ「なるほど、こういう時は美味いものを食うのに限るからな！」

スライム「いつもやっていることじゃないか！まあ…イユの気分転換にはちょうどいいか」

メタナイト「それはかまわないが、何処か行くアテはあるのか？」

カービィ「そろそろ冬も終わりそうだからね、その前に久しぶりにアレをやろうよ！」

スライム「あ、あれか……最後にやったのはもう数年前だからな。たまには良いかもしれないな」

デデデ「アレとはいったいなんだ！教えるぞい！」

カービィ「行ってみれば分かるよ♪ホイミンも大丈夫かな？」

ホイミン「ごめん、その日僕は行けないんだ…だからイユの事は君達に託すよ！」

スライム「そ、そっか。俺達に任せてくれ」

メタナイト「イユ殿の事は我々がお守りしよう」

ホイミン「お願いだよ！じゃあイユには伝えておくから、皆楽しんできてね♪」

ワドルディ「うん。ホイミンの分まで楽しんでくるよ♪」

というわけで、待て次回！？