創業50年 “心にもっとくつろぎを”プロジェクト
創業50 周年を迎えたコメダは新しいプロジェクトをスタートしました。
それは「サステナブル」への取り組み。コメダが取り組むサステナブルは「くつろぎの持続化」。
プロジェクト名は“ 心にもっとくつろぎを”です。コメダを訪れるみなさまの「心にもっと」くつろぎをお届けすべく、コメダらしいサステナブルな活動を推進するプロジェクトです。合言葉は「KOMEDA COMES TRUE. 」。いつものくつろぎを、いついつまでも、どこまでも持続させてゆくためにコメダらしいサステナブルな活動を展開していきます。
今回はその第一弾として、コメダの“ コーヒー” にまつわるサステナブル活動についての物語をお伝えします。舞台はコロンビア。現地に訪問したのは、元専務取締役・高橋と、コーヒー豆調達責任者・阿部。どうぞお楽しみください。
くつろぎのコーヒー豆安定調達プロジェクト
コロンビアの首都ボゴタは標高2640メートルにあり、南アメリカ大陸でも3番目に標高の高い首都。地球の裏側にある国にやっとたどり着いたのもつかの間、そのままコロンビア中西部のトリマ県へと車で移動し、今回訪れるコーヒー農園に向かうことに。しばらく平坦な道が続き、長旅の疲れを少しでも回復させようとうつらうつらしていると突然ガタガタと車が揺れはじめる。コロンビアのコーヒー農園はさらに標高の高い山の上。山道を約3時間かけて登ると着くそうな。舗装のない道を現地のドライバーは慣れた運転(しかも結構なスピード!)でグングン進む。「まるで探検隊だね!」と楽しそうに笑う専務の高橋。くつろぎのコーヒー豆を安定調達するためにコメダの代表として意気込んでやってきた高橋は、この悪路の先で出会う人々や風景に思いを馳せていた。
いよいよコーヒー農園に到着!コロンビアの壮大な青空が一面に広がる。「日本を出発してから何時間経ったんだろうか?」と放心状態の私たちを出迎えてくれたのはエル・ポルベニール農園のビクター・ヘルナンデスさん。「Hola! Buenos Dias!( ヤァ!こんにちは!)」。コロンビアの公用語はスペイン語。ラテン系の挨拶は不思議と元気をくれる。屈託のない笑顔が移動に疲れた一同を癒してくれた。
「さぁ! 元気が出てきたところでコーヒー農園を目一杯見学するぞ!」と思っていたところへ「まずはお昼ご飯を!」とおもてなし。広大なコーヒ農園の景色を楽しみながらランチミーティングがスタートしたのだった。
世界の農と食をとりまく様々な課題
今回のコロンビア訪問では、安心で安全なコーヒー豆の生産、品質向上のための農業技術、環境に配慮した運営、そして農家の方々の安定した暮らしなど、農と食をとりまく様々な課題に真正面から取り組んでいるコーヒー農園を実際に訪れたいとの思いがあった。
これらの課題解決に向けて400 万戸以上の農家と関係を築き、先進的な姿勢でサステナビリティへの取り組みを推進するのが、Olam International ( 以下「オラム社」)という農産物事業会社。ここ、エル・ポルベニール農園にもオラム社の農業技師たちが定期的に訪れているという。「このチャート図に基づいて栽培することで、コーヒー農園の人たちの技術や生活は常に向上しているんですね」。チェックシートを眺めながら高橋は言う。ただ単にコーヒー豆生産の効率化を追い求めるのではなく、環境問題について、そして農家の方々の生活の向上にまで向き合って課題解決に取り組む、オラム社の姿勢に大きな感銘を受けた。コロンビア訪問の目的は「くつろぎの持続化」を実現するコーヒー豆を安定調達すること。
あらためて「コーヒー豆を生産する人々とコメダブレンドを味わうお客様との懸け橋としてコメダの責任は大きいですね」と一行は襟を正した。地球温暖化問題をはじめ、生産量の減少が危ぶまれるコーヒー豆。コメダの営みが、地球の裏側の人たちの笑顔につながっていく。これこそが〝心にもっとくつろぎを〟感じさせてくれる「くつろぎ」のコーヒー豆なんだなぁ……と実感。気づけば、長旅の疲れはどこかへ吹っ飛び、清々しい気持ちに。
専務高橋より、コロンビアへの渡航を終えて
コロンビアのコーヒー農園の方々はとても楽しそうに農園経営を行っている印象を受けました。
本当のことを言うとコロンビアを訪れる前は、コーヒー豆の生産って重労働だろうし大変なんだろうなぁって。でも実際に訪れてみると、実に楽しそうに明るく前向きに生産に取り組んでらっしゃる。
ヘルナンデスさんに『なんでそんなに楽しそうに説明してくれるの?』って聞くと、『安心で安全なコーヒーを世界中に届ける。それを目指して品質を向上させることはホントに楽しい。みんなが喜んでくれて、ウチのコーヒー豆で淹れたコーヒーを美味しく味わい続けてくれればウチの農園の仕事もずっと続く。それが私たちの生活の安定につながる。この営みを通して、地球の裏側の日本の人たちとつながっているなんて嬉しいことじゃないか?』と。
コーヒー豆をつくるこの手と、コメダのお店で有田焼のカップに注がれたコメダブレンドを味わっていただくお客様の手をつなぐ、それがコメダにできることであり、その想いを伝えていくことでお客様に〝心にもっとくつろぎを〟ご提供できれば素敵なことですよね。
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投稿を表示いつもコメダでいただいているコーヒーの豆にまつわる大変ステキなお話と、コロンビアの現地まで行かれた高橋様と阿部様、大変ありがとうございます&おつかれさまです!
コーヒー豆の農家事情は国や地域によって格差も大きく、表面からでは汲み取りきれない大変な状況はやはりたくさんあると存じておりますが、そんな中でもヘルナンデスさんたちのようなおもてなしをしてくれる農家さんや、そんな皆様を支えてくださるオラム社という事業の事を知る事もできて大変読み応えのあるコラムでした!
今後コーヒーをいただく時も、遠い生産地コロンビアへ感謝の思いを馳せながらゆっくりくつろぎたいと感じました。ありがとうございます!
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投稿を表示珈琲がテーブルに届くまで長い道のりなんですね𖠚ᐝ
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投稿を表示お写真も素敵です!
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投稿を表示地球の裏側まで高橋専務お疲れ様でした。
SDGsとかサステナブルという言葉が昨今は浸透してますが、コメダはかなり先駆けて取り組んでいたイメージがあります。