懺悔
ワドルディ「この前は僕達4人でシロノワールショコラパッションをいただきました。ユニークな味で美味しかったです。その時にホミコさんについての話題が出たのですが、なにやら大きな問題を抱えているみたいです」
スライム「少し気が引けるけど…1度本人に聞いてみるか」
(注) この話はフィクションです、実際の出来事とは一切関係がありません。また一部センシティブな内容が含まれている…かもしれません。あらがじめご了承ください……。
カービィ「ホミコちゃん、久しぶり!元気だった?」
ホミコ「お久しぶりです、元気ですよ。カービィさん達もお元気そうで」
デデデ「俺さま達はいつも元気だぜ!」
ワドルディ「ホミコさんへのお土産にこれを持ってきました。よろしければ受け取ってください」
ホミコ「あ、ありがとうございます。助かります」
スライム「今ホミコさんは1人なのか?」
ホミコ「はい。ホイミンさんとイユちゃんは2人で出かけています」
カービィ「そうなんだ!ホミコさんは一緒に行かなかったの?」
ホミコ「私は他にやることがありましたから」
ワドルディ「そうでしたか。それで……ホミコさんに聞きたいことがあるのですが」
デデデ「単刀直入に聞くぞ!お前、どこか体の具合でも悪いのか!?」
ホミコ「……え?」
スライム「あ、ごめん。ホイミンやイユがホミコさんの体調が良くないって心配してたから、俺達も気になっていたんだ」
ホミコ「そういうことでしたか。ご心配をおかけしてすみません、体は大丈夫ですよ」
デデデ「ふん、それならいいのだ!」
ワドルディ「……あのホミコさん。何か大きな悩みを抱えているのではありませんか?」
ホミコ「え…?どうしてそう思うのですか?」
ワドルディ「なんとなく…以前お会いしたときよりも元気が無いように思ったんです」
カービィ「そだね、だから何かあるんなら僕達に話してくれると嬉しいな♪別に今すぐじゃなくてもいいからね」
ホミコ「あ、ありがとうございます…でも大丈夫ですから」
スライム「……もしかして、イユと関係ある事なのかな?」
ホミコ「!………」
デデデ「なに!?そうなのか!」
ホミコ「い、いえ……あの子の事では………」
ワドルディ「す、すみません!言いたくないのなら無理に言わなくてもいいんですよ?」
ホミコ「………。分かりました、よろしければ私の話を聞いてもらえますか?」
カービィ「うん、もちろん良いよ♪でも大丈夫なの?」
ホミコ「はい。皆さんにはお世話になっていますし、これ以上心配かけるわけにはいきませんから……」
スライム「くれぐれも無理はしないように……な」
ホミコ「どこから話しましょうか……私、ホイミン君と一緒に住んでからすぐに「ほしふりのほこら」に向かったんです」
カービィ「えっと、たしか「はいごう」をするための場所だったよね?」
ホミコ「はい、ですが私達は配合を行う事が出来なかったんです…」
ワドルディ「そ、そんな事があるんですか?」
デデデ「よく知らんが、確かレベルが足りないと出来ないんじゃ無かったか?」
スライム「そっか、ホミコさんは戦いを好まないからな。盲点だった」
ホミコ「だから今度は病院で色々と相談や検査をしてみて……分かった事があったんです……」
ワドルディ「そ、それはいったいなんでしょう?」
ホミコ「それは……私には子供を授かる事が極めて難しいという事でした……」
デデデ「なん…だと…!?そんな事があるのか!」
スライム「人?によって妊娠のしやすさとかは違うからな…場合によっては先天的に不妊傾向の方もいらっしゃるだろうし、中には生まれつき…………」
カービィ「どうしたの?なんでスライムも辛そうな顔をしているの?」
スライム「い、いやなんでもない!大丈夫だ、問題ない」
デデデ「なら、話を元に戻すぞ!」
ホミコ「はい…そのことを知った時は目の前が真っ暗になりました。そんな私をホイミン君はずっと励ましてくれていましたが、私はふさぎ込んでしまったままでした……そんな日が続いて、そしてある日ホイミン君が私を外に連れ出して、一緒に散歩をしてくれたんです。その時でした…あの子に出会ったのは」
ワドルディ「その時イユちゃんと出逢ったんですね」
ホミコ「はい。あの子はとても傷ついていて…私達は必死にホイミをしました。それでなんとか傷は治ったのですが…」
スライム「あの子の意識は朦朧としていて、記憶も無くなっていた…そういう事だったな」
ホミコ「意識が戻ったあの子はとても怯えていて……ご家族の事も、自分の名前も何も覚えていなかったみたいでした。そしてふと思ったんです。この子を連れて帰ろうって。そうすれば……私にも子供が出来るって」
ワドルディ「そう…だったんですか」
カービィ「それで、まずはイユちゃんって名前で呼ぶことにしたんだよね」
ホミコ「そうですね…あの子を見て私思ったんです。きっとこの子は今までずっと辛い環境にいて、たくさん傷ついてきたんだって。だからせめてその傷が少しでも早く癒えますようにって願いを込めて…って、とある作家さんの受け売りなんですけどね」
スライム「それがイユの、本当の名前の由来か……」
デデデ「しかし、一歩間違えれば人さらい扱いだぞ!ちゃんと警察に連絡したんだろうな?」
ホミコ「ええ……それは真っ先にしました。もしもあの子の本当のご両親が生きていらっしゃるなら、ご両親のもとに帰す方があの子の為にもなると分かっていましたから……」
ワドルディ「でも、結局未だにイユちゃんのご両親とは連絡がつかないんですよね……」
ホミコ「はい……だから……だから…‥それを言い訳に……わ、私の我儘で今もあの子を……ここに……すみません……すみません……」
カービィ「そっか、話してくれてありがとう!ホミコちゃん頑張ったね♪」
ワドルディ「お辛い事を話させてしまい申し訳ありません……」
ホミコ「………いえ、いいんです。すみません、取り乱してしまって……」
スライム「大丈夫だ、吐き出せるときに吐き出した方が良いよ(そっか、だからイユに今が幸せだって言われた時に救われた感じがしたって言ったんだな…)」
デデデ「……まあその、なんだ!イユも楽しそうにやっているし、お前のしたことは間違ってなかったと思うぞ!!」
スライム「そうだな。ホミコさんからしたら自分の我儘でホイミンやイユを振り回してしまったと思っているかもしれないけど……でもイユを救えたのは間違いなくあなたのお陰だよ。だから必要以上に自分を責める必要はないと思う」
ワドルディ「そうですよ。微力ながら僕達もお手伝いしますし、お話を聞くくらいなら出来ますから」
ホミコ「皆さん……本当にすみません、ありがとうございます」
カービィ「うん!じゃあ早速羊羹を食べようよ♪」
デデデ「もう待ちきれないぞ!!」
スライム「さっきあれだけ肉を食ったばかりだろ!!」
ワドルディ「大王様とカービィの胃袋は宇宙だからね♪」
ホミコ「……フフフ♪」
カービィ「ホミコちゃんも一緒に食べようよ!甘くて美味しいよ♪」
ホミコ「はい、いただきます!」
スライム「……これで良かったのかなあ。まあホミコさんが笑ってくれているからいいのかな……?」
ワドルディ「きっと大丈夫だよ。皆で支え合っていけるよ」
カービィ「そだね♪じゃあ美味しいものを食べに行こっか♪」
デデデ「よし、早く行くぞ!!」
スライム「おい……まだ食べるのか?」
この話を『前回の私』に捧げます……
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投稿を表示私は子宮内膜症って言われたけど半年くらいで出来ました。急かされると重荷になりますよね。出産後も鬱になりかけた時、助産婦さんに「(マタニティーブルーは)なって当たり前!ならなくてラッキーなんだよ」という言葉に救われたし、心が健康なら良い方に進んでくれるんじゃないかな、と思います。
「同じ人生楽しく生きなきゃ損です❗」
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投稿を表示生きてると、いろいろ痛い傷を負ったり、言えない思いを抱えていたり、あるものですね。
共有できる仲間が、荷物をわけて持とうとしてくれることもあり。
書くこと、読まれること、おいしいもの、共有すること~で昇華されるものがあると良いですね~✨
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投稿を表示ホミコさん、そうだったんですね…😢
私の友人にも同じ境遇の子がいました。
でも、その子は諦めず、治療して頑張りました。奇跡かもしれませんが、今は二人の息子に無事にめぐまれることできました😊
ホミコさんの気持ちが手に取るようにわかります。私の友人も私が産婦人科に務めていたこともあり、相談にのったり、励ましたり、一緒に泣いたり、苦しい時も傍にいました。だから、ホミコさんも皆さんが傍にいるから、前に進めると思います、ゆっくりと進みましょう✨🍀✨❣️
話変わりますが、お土産のコメダ羊羹凄く美味しいんですよね。コーヒーにも合うんです😍✨👍❣️
久しぶりに見て、食べたくなりました😋✨👍❣️
このお話の続き、知りたいですね🤗
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投稿を表示すぎまさん。。
お話しと全く関係ないところで申し訳ありません。。。
全ての写真において、デデデ様がかわいすぎて、いちいちいちいち読むのを止めてデデデ様に見入ってしまいました♡特に背面図写真の横顔…💛
慰めて(?)くれるデデデ様も素敵です😍
普段あんなに俺様なのに。。🥹
ホミコさんの事情を知ることが出来て良かったです🎵イユちゃんと一緒にいることは、そんなに気に病むことでもないと思います☆って、ホミコさんに伝えたいですね😉
今日もありがとうございました😊
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