店舗オリジナルのスタンプカードがいっぱいになりました。それだけで、モーニングへ行くのがいつもよりうきうきしました。

肩甲骨をソファに軽くのせたら、熱くやさしいミルクに癒され、ふっくらたっぷりの小倉あんに満たされました。トーストがめずらしく焦げていたのをよく噛んで元気が出ました。落ち着いた大人も、遠くからでもわかる上機嫌な子どもも、みんながゆっくりしているのが居心地よかったです。

いつ来ても、心からくつろげるコメダです。

食後は半分ほど残したコーヒーと、あいちフィナンシャルグループ教育文化財団の機関誌「Ayuchi」第100号を広げて過ごしました。

「あゆち」というのは、愛知県の地名の由来といわれる「年魚市潟」（あゆちがた、現在の名古屋市熱田区から南区にわたるかつて海沿いだったあたり）を指します。無名の教育・文化活動への助成は貴いことですし、その産物がもたらす恩恵にはつね日ごろこの自分も与っています。表紙作品のアネモネに、古い希望を見出しました。

スタンプカードに話を戻すと、これで通算2枚目です。振り返るとチケット利用を含め、この2年間で40回ほど来たことになります。常連にはほど遠いですが、いつものコメダにくわえてここまで近しい場所ができたことが、ただおいしい以上に心強いです。

そのうち電車の時間が近づいて、駅へのプロムナードまで楽しみました。寒さをしのげて助かりました。