イシガミ
2025/12/19 18:28
ミルクと勉強
木のことを、遅々たる歩みですが学び続けています。
森林の風からも中村自然観察会からも、講座やイベントで多くを教わりました。そういうなかで気づくのは、かつてどれだけ木を愛し、いまもどれだけその気持ちが持てるかです。
地域の公園であれ、かつて里山として活用されていた雑木林であれ、あるいは放置されて危機に瀕しているスギとヒノキの人工林であれ、目の前に生えている木を大切に思えるからこそ、その環境をよりよくしようとする——そのとき、本から得られる知識が大きな力になるのがわかります。活動より知識より先に、対象を愛せることが原点でした。

読むことに集中したいときは、食べ終わってからにするか、はじめから食べるものは注文しません。
集中力を発揮するのに、カフェインと呼ばれるものを必要とすることもないたちです。それでもコーヒーなのは、酒が酔うためのものではなく、味わうためのものであるのと同じです。
この飲みものは、これがアイスなら昔の言葉でいうコーヒー牛乳だと思いますが、面白いのは、コメダがそれをミルクコーヒーと名づけていることです。その意味は、ただ逆さまにした言葉遊びではけっしてなく、コーヒーを大切にする心の表現だと、自分はそう受け止めています。
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