今日は愛知県高等学校総合文化祭の2日目でした。会場入りする前に、とびきりの若者たちと向き合う元気をつけるべく、最寄りのコメダでランチにしました。

「名古屋名物」あんかけスパです。聞くに違わず、キャベツがたっぷりなのとバゲットパンの噛み応えに満たされます。

主役のスパゲッティは、このソースで食べるのは自分ははじめてでしたが、ミートソースとはまた違いながらしっかりと肉感がしてうれしかったです。独特のもっちり麺との相性もとくによく感じます。もちろん、スパイシーで、味がぼやけず最後まで美味しく食べられました。

舞台部門の最初から最後までいて、たとえていうなら下校時間に、愛知芸術文化センターの西門を出て振り返った眺めです。天気に恵まれたのは、この日のために頑張ってきた生徒たちへの、きっと夏の女神たちからのご褒美でしょう。

帰って家のことを終え、夜はいつもの場所まで——そろそろ、別れを惜しむ気持ちが芽生えてきました。

美味しいですね。今日もまた美味しかったです。クリーミーで、適切な濃度でよく冷えているからくどさがないのがいい。するすると喉を通る……その飲み方がよかったのか、最後に、ジェリコらしくコーヒージェリーのほろ苦さをしたたか味わった今日という日の晩でした。

帰り道では、虫たちがもう鳴いていました。

余談ですが、東桜では、かつて別れの挨拶もなくおたがい顔が見えなくなっていたスタッフさんと4、5年ぶりかという再会を果たし大いに喜び合ったのですが、それ以上にうれしかったのは、出演者のクラスメイトなのか、見慣れない高校の生徒たちグループがお客さんで来ていたことです。

大都会名古屋が恐ろしくても、いつも地元で親しんでいるコメダなら安心……そんな物語を、その姿をそばで見ていて思わず描きました。高校生に、もっともっと愛されるコメダとなるよう——そのために日々励んでいるコメダのひとたちを、一人の客として、自分は応援しています。