昭和橋から、荒子と岩塚を経て千音寺に至り、最後に鳥居通をたどって帰宅しました。

ここまで来て、あとは一直線に千音寺を目指しました。高速道路の高架に沿って、文字通り、真っ直ぐでわかりやすい道です。

到着しました。これがあの、“大餡吉日”を抱くアズパークです。

いい天気の日に来れたと思います。正面から仰ぎ見たその姿は、明るく、このうえないあたたかさを湛えていました。

それにしてもアズとは何なのか？……まさか、小豆の言いかけでもないでしょうが、よく晴れた秋の休日、ここまで着くのに払った労をすべて忘れるほど、街は楽しげな笑顔と朗らかな声に溢れていました。

コメダの大判焼きを受け取り、帰り道は少し急ぎました。

この日は、朝はコメダブレンド、昼はカフェオーレ、晩はミルクコーヒーと、コメダ珈琲店でコーヒーを3杯飲みました。

冷えた身体に、熱いコーヒーが1杯ごとにひときわ深く、瞬く間に染み渡りました。ミルクが水で薄まるのは苦手ですが、熱いミルクが冷めてしまうのも、どうやら、コーヒーが冷める以上に苦手なようです。

さて、コメダの大判焼きは、はじめての“白あん”を選びました。

上手に半分にできたかは、何とも言えません。ともあれ、やさしい甘さとしっかりめの粒立ちで、夜のコーヒーの時間をおいしく引き立ててくれました。