いつしか季節は秋から冬へ——新作の折り紙を楽しみに、お昼のにぎやかさがうれしいコメダへ入りました。

ランチを食べる気満々で、席に着くとき目に入ったサンドイッチに決めました。きれいにスライスされたトマトのぶんだけ、ひと味もふた味も違っておいしかったです。

面白かったのが、山食パンの頭の部分（並びでいうと真ん中）には、たまごはもちろんたっぷりだったのですが、肝心のトマトがなくて、そのタイミングで櫛形切りのほうに自然とフォークが伸びたことです。なるほど、いくら好きだからといって最後まで取っておくことはないのだなと、目から鱗でした。素直に食べるとこんなにおいしいとは。

もちろん、コメチキも2個ついて大満足でした。しっとり香るそのままの食パンとザクザクジューシー＆スパイシーな揚げ物と、ちょうど交互に楽しむことができて、やっぱり、コメダのメニューはよく考えてあるなと思いました。

折り紙は、季節感のあるものもそうでないものもどれもみなとても惹かれたのですが、活気溢れる店内で立ち止まるわけにもいかず写真には撮れませんでした。束の間ではあれ、まずは自分自身が楽しめてよかったです。

そのかわり、コメダが入るビルの飾りつけを写真で持ち帰ってきました。青い薔薇に魅せられた以上に、この鐘が本当に鳴ったらどんなに素敵だろうと思いました。