デデデ☀「この間はホミコの悩みについて聞いてやった。なかなかに複雑微妙な問題があったようだが、まあどうにかなるだろう！こういう時は美味いものを食うのに限るぜ！！」

スライム「結構ヘビーな話だったからな、気分転換は大事だな。しかしお前は常に何か食ってる気がするぞ」

カービィ「今日はお汁粉を食べたかったから、誰でも手軽に出来る方法を試してみたよ♪」

スライム「お汁粉自体、市販の材料を使えばお手軽に作れる料理だと思うぞ」

ワドルディ「ゆであずき缶とお餅と水を用意して煮込むだけだもんね」

イユ「それならわたしでも簡単に出来そうね！」

デデデ「俺さまからしたら、それすら面倒な時があるぞ！」

カービィ「大丈夫！もっと簡単な方法があるよ♪」

カービィ「切り餅とあずきバーを器に一緒に入れて、レンジで数分温めるだけだよ♪」

スライム「コメダに一切関係ないレシピだ！」

ワドルディ「あずきバーはぜんざいをアイスとして食べられるように固めたものだから、加熱したら元のぜんざいに戻るんだよね」

デデデ「ほほう、これなら俺さまでも楽に出来るな！」

イユ「でもこれで本当に美味しくできるの？」

カービィ「あずきバーはすいぶんも含んでいるから、レンジで加熱している間にお餅の中も柔らかくなって…」

カービィ「ほら！見た目はお汁粉だよ♪」

スライム「あずきバーの棒からちょっぴり哀愁が漂ってるな」

ワドルディ「そ、そうだね。ちなみに今回はあずきバー1本と切り餅2個を使って、レンジで3分近く温めてみました」

イユ「お餅の数によってあずきバーや温める時間を調節すればいいのね！」

デデデ「意外と上手くいくもんだな！早速食うぞ！」

カービィ「いただきま～す♪」

デデデ「お、これは……普通のお汁粉だな！」

スライム「ただレンジで加熱しただけで普通のお汁粉が食べられるなら上出来じゃないかな」

ワドルディ「もっとお餅に味が染み込んでいたらもっと良かったけど、充分美味しいね♪」

イユ「甘くて美味しいわ♪これならもっと食べられそう！」

カービィ「僕は冬のアイスも大好きだけど、あずきバーは温めても美味しいから冷たいのが苦手な人でも年中いつでも楽しめるね♪」

イユ「そう言えば…オジサマ達ってこの前ママと逢ってたのね」

スライム「ん？まあな。お母さんから聞いたのかい？」

イユ「うん！話を聞いてもらってとてもスッキリしたから、有り難うって伝えてくださいってママが言ってたの」

ワドルディ「そうなんだ…力になれて良かったよ」

イユ「わたしからもありがとう！ママが元気になってくれてわたしも嬉しいわ」

デデデ「ワッハッハ！存分に喜ぶがいい！！」

イユ「それで、ママとどんな話をしたの？ママは教えてくれなかったの」

カービィ「それはね……ヒミツだよ♪」

イユ「ええ！？イジワル〜〜！」

スライム「そんな事よりも、早くしないとデデデがお汁粉全部たべてしまうぞ」

イユ「あ～大王様〜！わたしの分もとっておいてよー」

ワドルディ「まあまあ、僕のメロンパンも分けてあげるから」

イユ「ありがとうワドルディさん！」

カービィ「僕にも頂戴ね♪」

デデデ「俺さまにもな！」

スライム「とりあえずこれで一安心かな？」

ある穏やかな昼のひと時でした🙂