曇り空でも休みを活かして交通局企画のウォーキングに出かけました。三月は、瑞穂区の瑞陵高校から熱田区を経てゴールは昭和区、花盛りの鶴舞公園に至る魅力あふれるコースです。

今回は二日間に分け、初日は金山までにしました。金山のコメダが待っていると思えば、一人の外交官としてユダヤ人難民と向き合った杉原千畝の足跡をたどるという半分のテーマの重さも、いくらか軽減されました。

このコメダは、JR東海道線・中央本線、名鉄名古屋本線が乗り入れる金山総合駅の北口から徒歩すぐで、名古屋市営地下鉄名城線・名港線だと2番出入口からやはりすぐです。しかしいちばん近いのは、市バスを利用することです。

というのは、降車場脇の横断歩道を渡ると目の前に看板が見え、お店を出たあとも、乗車場の半分ほどがやはり目の前にあるからです。これほどの好立地を確保するのにいかなる努力が払われたのか、一人の客に理解の及ぶことではないとはいえ、頭が下がります。

ともあれ、この日は大須へ向かうバスの時間まで、カフェオーレでひと息つかせてもらいました。スタッフさんとは、注文を早く言いすぎて困らせてしまったのと、目を見て挨拶することで心が通じた瞬間と両方があったと思います。おたがい不完全な一人の人間として、これからもいい関係を築いていけたなら、と思います。

道中、神宮東公園の芝生がきれいでした。

夜は、昼を控えめにしておいたうえで、コーヒーの時間に小倉トーストを用意しました。使うのは、本当のオンラインショップ限定の小倉あんです。

この無駄のないパッケージがずっと気になっていました。これ用に使う保存容器を決めて、ようやく購入に踏み切ることができました。

煮沸消毒した密閉できる容器の八分目まで入れ、均したら、残りをさっそく食べることにしました。味の素の何かのパッケージで学んだことですが、この種のパウチは半分をさらに半分に折って絞り出すと、きれいに使い切ることができます。

さくふわなのに軽々と飲み下せないおいしさで、おなかいっぱいになりました。あとはもう、寝ることしかできないほどです。