午後の岐阜
やちむんを買いに、岐阜へ行きました。
いつものように名鉄に乗ったあと、JRの北口にいい場所があったのを思い出しました。バスターミナルの里山広場です。

たくさんの木が植えられ、手入れが行き届き、散策路とベンチに岩やせせらぎなどもあって、勉強をしたいひともただ休みたいひとも、景色を見たり時間を潰したりしたいだけのひとも、誰もが訪れる価値のある場所でしょう。駅前広場にここまでの庭園を整備するのは、岐阜という都市の規模と文化レベルの高さをよく表わしていると思います。
そのあと、お昼を食べずに来たから、まずは駅前のコメダにしました。マイコメダのグループ店舗でもあり、いつかは来たいと思っていました。

思ったより遠かったです。以前訪ねた岐阜駅東店と名鉄岐阜駅との距離よりも、倍くらいあるように感じました。そして、駅前というよりはむしろ、大学病院の前でした。
もっとも、リニア中央新幹線の開通を見越してか、当地尾張中村で建設ラッシュのマンションにしても、名古屋駅までそれなりの距離がありながら名称に「名駅」を入れたものは少なくありません。田舎で育った自分には、どうも都会のひとの感覚がすぐにつかめないところがあるようです。
注文は、夜にもう1店舗予定していたので、軽くにしました。ひさしぶりのたまごドッグです。

もりもりで、きれいでおいしかったです。ソースが本当にいい味でした。
少し驚いたのは、高校生のお客さんが何組もいたことです。安心し切って、楽しそうでした。そういえば大垣林町でも、登校前らしい生徒を見ました。おおらかでいいなと思ったものです。
大人の客層はそう違わないのだし、名古屋の高校生ももっと気軽にコメダを利用できるように、少しずつ変わっていくといいなと思います。
コメダのあとは、バスで県庁へ向かいました。野暮用と、見たい景色があったからです。


県庁前に広がる結の森は、何年か前に来たときのままきれいでした。寒さを気にしないのか、犬を連れたひとの明るい声が聞こえました。
荒田川は、領下や笠松で見た境川とともに、長良川の支流の一つです。故郷の天白川にも似て、胸を締めつける風景でした。