昨夜はいつものコメダ珈琲店まで、月見に行きました。

まずはごはんから、コーンスープとフルムーンバーガーを。

スープは適温で、バーガーばかりでは堪えるごとにひと呼吸を置かせてくれました。喫茶店文化では、そのように交互に食べ進めることができるのがいいですね。

バーガーは、全部が重なった真ん中にかぶりついたときがいちばんおいしかったです。分厚くて、柔らかなハンバーグが幸せでした。

しっかり食べたあとは、お待ちかねのデザートの時間にしました。お月見シロノワールを、あたたかいコーヒーと。

カボチャの味がしっかりとして、おいしかったです。

カボチャの味？　いえ、砂糖とは違う、それはカボチャの、甘みでした。夏のあいだにたっぷりと甘みを蓄えたカボチャの。

立ち昇る香りとあわせて、今年はじめてカボチャらしいカボチャを食べたことに気がつきました。コメダで、この秋がついに始まった感覚です。

軽い立ち話のあと、扉を閉めて振り返ると真正面の見上げた夜空から満月と、明るい街路灯が道を照らしていました。安心して歩いて帰りました。