コメダ写真館

スタンプカードを新しくつくりに、よく行くコメダへ行きました。

冬の朝、凍てつく空気が好きです。暖房の効いた空間は苦手ですが、コメダは、それよりもひとのあたたかさが感じられるのが、自分には何よりも合っています。

開店を待つ列に並んで、折り紙を間近で楽しめる席を選びました。

きれいでした。見れば見るほど、その精巧なつくりに込められたひとの心が伝わってきました。

といって、ずっと見ているわけではなし、食べているときは視界に入ってもいません。そうでありながら、その存在がかたわらに感じられるのが、いるあいだずっと心地よかったです。

この日また、閃いて新しいことをしてみました。溶け出したホイップクリームが溢れてソーサーに零れてしまったのを、山食パンのふわふわのところで拭き取ったのです。

おいしかったです。最後まできれいに食べることができて、気持ちよく出ることができました。

地下街に次ぐ地下街を抜けて駅の反対側へ出ると、ようやく高く昇り出した太陽が、少し前までいたビルの美しいカーブを輝かしく染めていました。