豆乳をあたためて飲むとき、ひと手間をかけました。

手順は簡単です。沸騰する手前で火を止め、砂糖で甘くしてそのままミルクパンで泡立てます。泡立っていないぶんをカップに注ぎ、その上からスプーンで泡をのせたらできあがりです。

甘みは、火にかける前に入れてもいいし、盛りつけたあと別に添えるスタイルもあるでしょう。道具は電動より手軽で使い慣れたココアビーターを用いましたが、小さめの泡立て器があればそのほうが楽かもしれません。

うれしいのは、数あるコメダのカップのなかでもとりわけ厚いウインナーカップとともに、空気を含んだ層で蓋をすることで、熱々が非常に長く楽しめることです。

たぶん、イタリアのカフェ文化に近いのかなと思います。フランスのひとたちは、自分もそこまで詳しくないですが、こと飲みものに関してはとくにクリーミーな層をつくることなく熱々で出す気がします。

家だと、好きなだけ甘くできるのもうれしいですね。あればココアを振るうと、もっとおいしいかも。