接客コンテスト2023全国大会に潜入! コメダのおもてなしの秘密とは…?
接客コンテスト2023全国大会に潜入!
12月5日(火)に開かれた接客コンテスト2023全国大会。全国で12,000名のエントリーの中から選ばれし9名のファイナリストたちが集い、コメダの接客の頂点を決める大会です。その全国大会の様子をお伝えします!
と、その前に…接客コンテストってなぁに?
コメダ珈琲店は、お店でくつろいでいただくために、さまざまな工夫を凝らしています。おいしい商品、ゆったり過ごせるソファー、適度な距離感のスペースに、木のぬくもりあふれる内装など随所にこだわりが隠されていますが、それらはすべて舞台装置。最も大切なのは、スタッフのおもてなしだと考えています。
そのため、スタッフは日々“おもてなし”を磨く努力を行なっています。その一助となるべく開催されるのが接客コンテストです。違う店舗の素敵な接客を肌で感じて、自身の接客の引き出しを増やしていける場です。
どんな競技を行うの?
1次審査は選択式テスト、2次審査は推薦、3次の地区大会でのスピーチとロールプレイング審査を経て、全国大会となります。全国大会のお題は毎年少しずつ異なるのですが、今年は、質問応対3種とロールプレイング2種で行われました。
いよいよ実際の会場に潜入!
ロビーにはコメダの歴史と応援パネル、そしてファイナリストの意気込みパネルが飾られました。しばらくすると、会場にも続々と観覧・応援の姿が。手作りののぼりや横断幕などが飾られていきます。
そしていよいよ開始時間。ファイナリストたちがステージに出てきました。
拍手で迎える観客は、フランチャイズオーナー様やスタッフの皆さん。そして、本部社員、取引先の方々です。ファイナリスト全員のお披露目が終わった後は、一人ずつ、意気込みを語ります。コンテストや接客への想いを語るファイナリストを、うちわなどを持って応援団が盛り上げます。
競技開始!
心の準備ができたら、競技が始まります。ひとつめは質問応対。「コメダの○○について教えてください」と、お客様役が問いかけます。普段、お客様との会話の中で、興味を持ってくださることや、他のお客様からの口コミなどで得た情報の確認などはよくあるシチュエーションです。知っているなら、どのように伝えるか。もし知らない場合には、どうするか。とっさの一言が試されます。
続いて、ロールプレイングのひとつめは、ちょっと困ったお客様への応対です。大きめの音で電話やリモート会議をしていたり、動画を観ていたり。お店にいる他のお客様のご迷惑にならないよう、でもそのお客様のくつろぎも邪魔しないよう…。緊張の一瞬です。
ふたつめは、お客様のご希望に応えられない場合の応対です。オンラインショップ限定の商品を店舗で今買いたい、お持ち帰りできない商品を持ち帰りたい、などお客様のご要望はさまざま。しかもそれぞれに叶えてさしあげたくなるようなエピソードまでついています。ど、どうする!?
お応えできること、できないことはあるけれど、大切なのは、心に寄り添って、表の言葉に隠された、真の要望にお応えしようと模索すること。
コメダ役員を含む10名の審査員が見守る中、緊張しながらも考えるのは「いつもの自分」「いつもの接客」。ここまで来られたのは、いつもの接客がお客様や審査員に喜んでもらえたから。彼女たちの笑顔の接客には、その自信がうかがえました。
今年の優勝は…
競技を終えたら、休憩をはさんで表彰式へ。休憩時間にはさんかく屋根の下の紹介コーナーや、昨年優勝者の春日井如意申店 土屋さんのインタビュー映像コーナーなど、観客の皆さんに楽しんでいただくコンテンツも用意されていました。
そして、待ちに待った表彰式。全国大会出場記念盾が渡され、上位3名の発表です。
それぞれの受賞者のコメントに、会場も涙なみだ…。
最後はみんなで記念撮影をして、3時間半に及ぶ全国大会は終了しました。
終わったころには、会場内に置かれた寄せ書きパネルに、たくさんのメッセージが書かれていました。こちらはファイナリストに送られるそうです。
受賞者インタビュー
終わったばかりの懇親会会場で、上位3名の方にインタビューをしてきました。受賞時の晴れやかな笑顔と一緒にどうぞ。
「くやしいが半分、嬉しいが半分です。でも、くやしいがちょっと大きいかな。お問い合わせ、せっかく用意してたのに、一瞬で飛んでしまった。でも、ロールプレイングは楽しかったなぁ。接客って、お客様にお店体験を楽しんでいただく『気持ち』はもちろんだけど、スキルを上げるには実際に接客していくしかないんです。私はお店のメンバーがあたたかくて優しくて楽しいこのお店が好きだから、頑張ろうって思えるし、今後も店舗のためにできることがあれば、全部やっていきたいです。」
「接客は空間づくりだと思ってやってきました。どうやったら邪魔にならず、お客様にくつろいでいただけるかがコメダのおもてなしだと思っているので。だから全国大会の場に立てたことだけで十分幸せだったのに、こんな賞までいただけて、びっくりです。やりきった達成感と、終わった安心感で涙が出てしまって…。終わったばかりで次のことはまだ考えられませんが、北海道に帰ったらとりあえずいっぱい寝ます(笑)」
「緊張してしまうタイプなので、出場するか悩みました。でも誕生日に、子どもからもらった『チャレンジしていこう』って言葉が背中を押してくれて。競技順が1番だったので、終わった直後の控え室ではひとりでぐでぇっとしちゃいました。もう、次があったとしても出せるものがないくらい全力でした。決まった瞬間は、二位の方にもらい泣きしそうになっていたので、震えていました。接客は、『人と人をつないでくれるもの』だと思います。良い接客ができたときは、お客様はそれ以上を返してくださいます。応援していただけます。お客様との出会いは一期一会。だから、その一期一会の機会を喜んでいただけるように接しようと心がけています。今回たくさんのことを学んだので、お店に帰ったらみんなに伝えて、チームワークさらに良いお店にしていきたいと考えています。でもとりあえず、今は終わったからお酒を飲みたいです!」
いかがでしたでしょうか。
コメダでは、あえて接客マニュアルを最小限に抑え、お客様を「見て」「考える」力を伸ばすことでおもてなしを磨いています。その成果は、コンテストやお客様のお褒めのお言葉を通して他のお店やオーナーの方々に伝わり、より良い接客が広がっていきます。
コメダのお店で“くつろぎ”を感じていただけるお客様が、ひとりでも増えますように。これからもコメダはお店と接客を磨き続けます。
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投稿を表示受賞した皆様…
おめでとうございます。
又、参加された皆様…
お疲れ様でございました。
写真の中に、笑顔溢れる接客が見受けられます。
皆さん、とっても良い笑顔です。
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投稿を表示みなさま、ご苦労様でございました。
接客コンテスト、ぜひとも現地で観覧したかったです。
まだまだ私が出会ったことのない、素晴らしいご対応が見られたことと思います。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
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投稿を表示接客コンテスト、参加の皆さん、お疲れ様でした。入賞された皆さん、素晴らしいです。
今後も素晴らしい接客を続けてください。