さんかく屋根の下

コメダ写真館

イシガミ
2025/01/09 14:51

ワンモアベリー

福袋を買うことができた縁で(SNSの最新ポストによると「寿」はまだあるようです)、その後も同じコメダへよく行っています。この日は、一度だけではさみしい紅ほっぺの気分でした。

東海道・山陽新幹線高架越しに見上げた名古屋ルーセントタワー(則武1丁目交差点)

ウェルカムボードをよく見れば見るほど、笑顔へいざなわれます。雪だるまのダブルピースが、とてもいいですね。

普段、自分はコメダブレンドを注文するとき「ホットコーヒー」と伝えています。耳を傾けるとたんに「ホット」と言うお客さんも多いようです。このお店のようにコメ黒の取り扱いがあるとまぎらわしいおそれもありますが、ホットといったらブレンドのこと、とは喫茶店文化で根強い共通認識なのかもしれません。

そのホットコーヒーで、この日も運よく空いていた折り紙の見える席へ腰を預けて、まずホッとしました。それから、いちごバターを慎重に塗り広げました。

いちばん下に目をつぶれば、もしこれがスタッフさんの仕事だったらNGが出そうなところですが(自分なら気にせず食べます)、上手にできたかなと思います。

フルーティーな酸味が際立って、やっぱりおいしかったです。流れるようにとろとろなのが、ジャムではないまさしくバターですね。

みんなも経験があると思いますが、食べていくと、あんまりたっぷりだからどうしても唇についてしまうときがありました。そういうときは、山食パンを指先でほんの少しだけちぎって、そのふわもちのところできれいにして、一緒に食べました。

そのとき、天使のようなふわふわと唇が触れた感覚が、すごく幸せでした。これだけは、コメダのパンはぜんぶおいしいなかで、ほかのパンでは味わえないのではないでしょうか。

名古屋市営地下鉄東山線亀島駅東改札口駅長室前ホワイトボード

食後は、半分ほど残したコーヒーと「広報なごや」1月号を広げて、市会だよりと防災減災の特集を読みました。

子ども市会がなつかしかったり、正副議長が代弁した市議会の真摯な問題意識に背筋を正したりしました。少し疲れたら、正月の団らんで家族の安全について話し合うイラストを眺めてなごみました。ほかのお客さんもスタッフさんも、みんながそっとしておいてくれるのでとても助かりました。最後に、亀島駅にもポスターがありますが、インストールしたまま活用しきれていない名古屋市防災アプリ(名古屋市防災危機管理局)を見返して、家へ帰ったらやることを整理しました。

あとはレジへ回り、ひさしぶりに会えたスタッフさんと穏やかにお礼を伝え合いました。背を向けて出口へ進み、元気あり余って脱走したひよこの気分でその日の予定へ出発しました。

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