三重県菰野町『コメダの森』森林保全プロジェクト(1)

菰野(こもの)町に『コメダの森』をプロジェクト進行中!
コメダ珈琲店のお店の内外装には、多くの木材を使用しています。木ならではの温かみは、“くつろぐ、いちばんいいところ”の要。ならば、木を守る活動もコメダの重要な役割のひとつです。

2017年10月、店舗の一部のテーブルに三重県産の木材を使用していることをきっかけに、三重県が取り組む「企業の森」プロジェクトに参画しました。活動地を「コメダの森」と名付け、森林の整備を行うと同時に、広葉樹林の植林や散策路の整備を行っています。この森が皆様の憩いの場所になることを楽しみに、活動を進めているところです。


森を歩いていると、猪やうさぎ、鹿たちの痕跡があちこちに! 季節を知らせる草花、山菜やキノコなども多く見かけました。


森を愛する瀧口さんが語る「森に手を入れ続ける」

NPO法人の風瀧口さん
『コメダの森』の保全活動をサポートしてくれる強力なパートナー・瀧口さんに森への想いを教えてもらいました。
「僕は、木と樹は違うと思っています。木はあくまで木材のこと。樹は森に生きる樹木のことを指すんです。僕らは“樹”に特化して、森を育てることを軸足に活動をしています。ご存知のように、日本の林業はどんどん衰退していて、森を育てられる人が着実に減っています。意外に思うかもしれないけど、森は人間が手を入れてあげないと、やがてダメになってしまうんです。人間の手でお世話し続けないといけないんです。加えて、木は切った人が、切った木の10倍植えないといけないと言われている。林業は衰退し、森の保全ができる人が減ってしまっている今、「企業」が森の保全を担ってくれるのが理想です。楽しみながら、長い目線で、コメダの森を一緒に育てていければ嬉しく思います」

「光を求めて、上に上に」……ライバルの木に蔓を巻きつけて、成長を阻害する木


成長を阻害する木の根を断つ作業、枯れて絡まり合った木を間引く作業などを行う。少しずつ森が整えられ、歩けるようになっていくのです。


今後も「コメダの森」プロジェクトの最新情報を紹介してまいります!