さんかく屋根の下

コメダ写真館

イシガミ
2024/10/31 20:40

バナナと豚の日

謎解きゲームの1日乗車券で名鉄電車の旅に出る朝、名古屋駅のいつものコメダで食べました。たまごよりバナナの気分でした。

ひと目見て、ジャムの盛りつけがかわいいなと思いました。ジャムは均等に塗るタイプなので少し戸惑いましたが、それよりも、見れば見るほどかわいさに笑みを誘われ、食べてみればただただほっこりしました。

名古屋駅新幹線口エスカ地下街 ウエストゲート

ゆで玉子は、長旅を覚悟して追加しました。

注文を伝えた直後に気づいたのですが、Aモーニングにバナナジャム追加というかたちなら20円安上がりなうえにバター(当店ではマーガリン)もしくはいちごジャムがついたはずです。それでも、何か損をした気がしたのはわずかなあいだのことでした。二言のほうが見苦しいし、それ以上に、開店と同時に続々と——それぞれのやること、行く先を持って——ほかのお客さんが席についた状況に照らして、いっぽうでは油脂がないほうがバナナそのもののおいしさを味わえるに違いないと考えたからです。

季節の飾りつけがきれいなメインストリート

描いたとおり、大満足でした。おかげで雨に濡れようと日が暮れようと、最後は旅立ったときと同じコメダのラストオーダーに間に合うことだけを考えて、無事帰ってくることができました。

家へ帰ってすぐ、真空断熱マグタンブラーを見本に盛りつけて食べました。おみそがしみしみでおいしかったです。一日の疲れが吹き飛び、あとはもう、旅で出会ったひとのあたたかさに心を委ねるだけでした。

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