イシガミ
2025/11/18 20:25
親子のコメダ
休日のマイコメダは朝から大賑わいです。地域で暮らすいろんなひとたちで、駐車場がいっぱいです。
テーブルで食べたい気持ちが衰えず、早めに着くように家を出ました。運よく好きな席が空いていて、中学年の男の子と背中合わせになりました。
とくに気にすることなく、おいしいパンとコーヒーを楽しみました。その子も心得たものでした。飲んでいたのは、ソーダでしょうか、それともコーラでしょうか。パパが太っ腹なら、もしかしたらチケット対象外のりんごや、オレンジや、あるいはシェークだったかもしれません。
また別のテーブルからは、おじいさんおばあさんが一緒に来てくれたらしい元気な子どもの声が聞こえてきました。ベビーカーと、水入らずの若い夫婦も見ました。

一人で長居も何だと思い、食べ終えて、読みものに満たされたら、名残惜しさを胸に収め、ひと足先に失礼することにしました。
振り返ると、パパは少し眠たそうな様子で、ぼくは少し拗ねた格好でした。ママはお仕事なのか、たまのお休みでゆっくり寝ているのかは、家族同然の間柄ながら知る由もありませんでした。
男二人で、そうやって一見つまらなさそうに、そのじつすっかり気を許し合って朝からのんびり過ごしているのが、自分は、彼らと、その彼らを迎えるコメダのひとたちの幸せそのものに感じました。
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