さんかく屋根の下

コメダ写真館

イシガミ
2024/08/04 11:53

夏の港

夏真っ盛りの週末、地下鉄で名古屋港ガーデンふ頭へ出かけました。

朝を現地のコメダにすると決めたときから楽しみでした。こんな日はしっかり食べようと思い、あるなかから精一杯のおかわりをしました。

良質な趣味のカウンター席

清掃が行き届き、水色のウェルカムボードがいっそう爽やかに映りました。

やがて注文の品がそっと置かれ、トーストはバターだけで、ゆで玉子もその途中で食べたから追加メニューのほうがAモーニングのようになりました。いまでは自由に選ぶようになったとはいえ、これまでどれだけ、定番のコメダにお世話になりまた慣れ親しんでいたことか、われながらおかしいほどでした。

モーニングらしいモーニングのあとは、いよいよメインを手に取りました。最初に自分で塗って用意してあったいちごと小倉の厚切りトーストです。さくふわで甘酸っぱくて、もちもちとあんこの相性まで最高でした。ちょうど、コーヒーもなくなりました。

店内では若いカップルからおじさん、おばさまにご夫婦まで誰もが思い思いにくつろいでいました。たぶん、この街のひとなのでしょう。見慣れない一人の客はといえば、ベテランと見受けるスタッフさんに送り出され、夕方までいるつもりで、港のほうへ歩き出しました。

コメダを出てすぐ、ヨットの帆のモニュメントと桜並木の橋を渡ると名古屋港ポートビルが見えてくる
イースター島のモアイ像(ガーデンふ頭臨港公園)、背景に名古屋港管理組合本庁舎
南極観測越冬隊のソリ犬として活躍したタロとジロ、第二次のときやむなく基地に取り残されながら一年間生き延び、われわれに夢と希望と勇気を与えてくれた

臨港公園、ポートビル、名古屋港水族館、ポートハウス、ふたたびポートビルの名古屋海洋博物館と展望室からオレンジ色がひときわ目を引く南極観測船ふじへと、日が傾くまで、ずっと港にいました。それも、朝をコメダでしっかり食べることができたおかげです。

窓の外のヨウシュヤマゴボウ
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