コメダ写真館

岩滑でエビがおいしかったから、もっと食べたくなりました。

今年は、カビゴンは逃したものの、カツカリー、みそカツ、ソースカツとカツパンを3つ食べました。ここまできたら、いちばん贅沢な気がするエビカツもいこうと思っていました。

振り返ると、2年ぶりです。ですがそのよさは、夢にも忘れません。

きれいでした。ふくよかな姿と、さすがコメダのパン工場です、ぬくもりを湛えたその顔色が、ローブパンよりバンズパンより、シロノワールよりもいちばん大きいだけ、いつもうっとりします。すぐさまかぶりつきました。すごく、すごくおいしかったです。特製サウザンソースが一瞬で染み渡りました。ぷりぷりのエビが、おいしすぎて勢いよく噛んだら、1枚肉のトンカツとは違って、飛び出そうになりました。

カツパンのふわふわの厚みが受け止めてくれなければ、どうなっていたことか——

じつのところ、夜コメやまんぷくプレートは別格として、ビーフシチューに次ぐ贅沢をする気になったのは、今年、応援するラブリッジ名古屋がクラブ史上初のなでしこリーグ1部優勝を成し遂げたからです。

その喜びに釣り合うのは、この間、ここぞというとき何度も助けられたカツパンのなかでも、エビカツしかないと——どこよりもくつろげる場所で、お気に入りの席で、気兼ねしないひとたちに囲まれて、朝からこれ以上望みようのない最高のお祝いができました。