回想の春
名古屋銘菓「青柳ういろう」と、コメダ珈琲店のコーヒーでほっとひと息。
ういろうは、米粉の和菓子です。名古屋土産でもっとも喜ばれないものだともいわれるとおり、自分も子どものころは苦手でした。いまでは、そのおいしさがよくわかります。
「ひとくち」には、「しろ」、「くろ」、「抹茶」、「上がり」と「さくら」の定番5種類が含まれて、この5個入りパッケージでは外袋を開封して最初に零れる「さくら」を今日は選びました。
噛むというのとも、唾液でふやかすというのとも微妙に違う食感です。口の中になじむまでゆっくりと味わうおいしさ、といったら伝わるでしょうか。
桜の香りが、たしかにします。春にしか食べられない桜の塩漬けを乗せた桜あんパンや、桜の蒸しパンが思い浮かびました。
よもぎ餅も、大好きでした。みたらし団子も、五平餅もモダン焼きもピザトーストも、ベーコンエッグトーストも冷凍みかんも、ぜんぶ好きでした。
大人になって、もっと色々なおいしさがわかるようになったのと同時に、好みはむしろ収束していきました。変わらないのは、飲み物ではあたたかいコーヒーを何よりも好むところです。
仕事後に用事で訪れた名古屋駅で、またお色直しをした巨大なマネキンを見ました。衣装は、名古屋市立桜台高等学校ファッション文化科、ナナちゃん人形衣装制作実行委員「ナナちゃん隊」の約40人が、約30日かけて制作したものです。
桜台高校は、コメダ珈琲店でいうと、市営地下鉄桜通線を挟んで桜台店とは反対側の、白雲店の方角にあります。戦時中高射砲が置かれた笠寺公園には、夏の終わりごろ、その跡地に開館して約40年になる見晴台考古資料館を再訪すると、高校側から見て公園入口の左手側にたくさんの桜の樹が植えられているのに、そのときはじめて気がつきました。
その地域でしか生み得ないものというのは、たしかにあると思います。あの見晴らしのいい丘のあたりで青春を送る、彼彼女らが見てきたもの、そこでようやく形を取った願いが、来たるべき名古屋まつりで花と咲くように。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示青柳ういろうの“ひとくち”という
5種の味の1袋パックですね🙂
珈琲と柚子まで入れると高値になるのか。
厳選5種にしたのか。
私は黒が好きです♪
「上がり」の名前の由来を知った時は
素晴らしい話しだと思いました。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示青柳はカエルまんじゅうもよく買います。
あと大須のういろうも
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示