新年営業初日のコメダへ、福袋の慶を受け取りにいきました。

コメダの正月飾りを見ていてハッとしたことがあります。コメダのジャムトーストは、これはまるでおせち料理の海老ではないかと。

それで、元旦と同じように山食パンの最初の1ピースは、全体を抑えたままそっともぎ取りました。あたかも、海老を食べるためにその頭をむしり取るかのようにです。

スマートに食べることができると、こんなにももっとおいしいとは。うれしくて笑みがこぼれました。2つめのピースは左右にいっぱい、誰かににっこり笑うときのように口を広げてふわふわを一度に頬張りました。耳はカップにひたして楽しみました。そうして、熱いゆで玉子を味わったあと、最後の四角を食べ切るころにはもうすっかり幸せでした。ちょうど、隣のお客さんがサクッとコメチキ追加をしていたのもほとんど気にならなかったほどです。

食後は、引換券をさっそく使って大好きなシロノワールを持ってきてもらいました。

ソフトクリームがマイコメダの倍くらいのサービスで驚きました。ケーキと同じお皿もきれいでした。全体のバランスも完璧で、かわいそうでしたがすぐに食べました。五臓六腑に冷え冷えがこたえ、熱々のコーヒーがこれほどありがたかったことはありません。

満足したら、残りのコーヒーと、飛騨高山清見から届いた「オークヴィレッジ通信」冬号の記事をいくつか読みました。循環型社会の実現に向け、一人ひとりが頑張っていることが心強かったです。

いつまでも時間がゆったり流れるなか、頃合いを見て席を立ち、折り紙をよく見て心がいっそう晴れたら、スタッフさんとお礼と気安い挨拶を交わして新年の街歩きへ出発しました。