花見とコメダ
この春も、ウォーキングイベント「あおなみさんぽ」が始まりました。とても楽しみにしていました。
第1回の舞台は港区、荒子川が名古屋港へ注ぐ稲永から、なごや七福神で知られる弁天寺を経て荒子川公園ガーデンプラザを目指す、距離約5キロの中級コースです。見どころは尽きないなかで、少し回り道にはなりますが、途中のコメダを楽しみにスタートしました。





一年ぶりでした。注文は、最低限の補給で大好きなホットドッグを考えていました。
ところがです。二重扉のあいだで立ち止まった瞬間、心を射抜かれました。


これほど愛らしくアピールされたら、いったい誰が食べずに帰れるというのでしょうか。近ごろは、コメダがここまでハイレベルだとは。
それで、ホットドッグで終わりにしないで、ケーキを味わっていくことにしました。時間には当然余裕をもって行動していましたし、その前に、楽しい遠出だからと予算を大きめに組んでいてよかったです。


おいしかったです。コメダならではの軽食も、食後のケーキも。
ケーキは、コメダではティータイムに品切れも日常茶飯事だから注文を伝えるときどきどきしましたが、この日の第一希望のものがあってよかったです。スポンジが純栗ぃむのようにぽよぽよで、よく香るソースとホイップのつぶつぶが爽快でした。重くも軽くもないスフレの豊かな風味と、口溶けが絶品でした。おなかも満足しました。
大きな窓から差し込む日差しと、鏡を利用した店内はとても広々として、ゆったり過ごせました。限られたコメダ時間を、文字通り満橘できました。
おみやげを買ったら、あたたかな見送りの声を背中に受けて、もう一度歩き出しました。無事ゴールし、コメダのおやつの数々を家まで大事に持ち帰ったことは、いうまでもありません。

きれいな手提げだから、手に軽く握りしめているだけで食べることをほとんど忘れるほど、幸せいっぱいでした。この日も、コメダとともに最高のいい日になりました。

