朝の勉強
朝早くに、いつものコメダへ行きました。

ダークグレーの屋根と、ライトグレーとオレンジがかった雲と、果て知れず広がる淡い空の色がきれいでした。空気といい景色といい、冬はいちばん好きな季節です。
雑誌の続きを読みたい気分でした。それで、ようやく朝の時間でも慣れてきたテーブル席へ向かいました。
目の前が広く使えて、バッグを膝の上に置かなくていいのは、そこまで望まないのがほとんどですが、やはり助かります。

いつものトーストが、食べ方を変えたらこれまでよりおいしかったです。あんこの重みもよくわかりました。
まだ小さな子どもにとっては、あらかじめ千切ってあるとどれだけやさしいでしょう。マイコメダは、土曜日と日曜日の朝はそういうファミリーをよく見るから、そんなことも自然と考えます。
雑誌は、この前見た長谷川あかりさんの手料理は飛ばして、巻末のワンニャン写真館とその裏の編集部短信を読みました。今号の猫たちも強者ぞろいで、笑いを抑えるいい修練になりました。
それにしても、松田編集長が後任に席を譲り、Y子さんも山センパイもいなくなり、編集部の顔ぶれとていつまでも一緒ではありません。それでも、みんなそれぞれに好きなものや好きなことがあり、いつもごきげんで、生活と仕事を目一杯楽しんでいるのが、赤の他人でありながら心強く感じます。多くの愛読者も、きっと同じだと思います。
リラックスしたあとは、勉強の時間にしました。

コメダも取り組むSDGsの根本から、名古屋という一地方都市の成り立ちと課題まで、幅広くやさしく学べる一冊です。伏見のエコパルなごやで見つけて買いました。
自分は、生きものはもちろんですが、とくに水環境と森林に関心があります。おいしい水はコーヒーに欠かせないし、コメダのくつろぎにとっては、木もそうに違いありません。

コメダの森へ、今年は保全活動を学びに足を運んだのが一度だけでした。来年は、もっと行けたら。