宵のオアシス
今月も、ジェリコ堂へ行くことができました。
今度はまた自分で選びました。アイスコーヒー、ミルクコーヒーときて、その次の抹茶ミルクです。ジェリコ堂のジェリコは、季節のジェリコを除いてC-01からB-03まで全部で25種類あります。ホイップと追加トッピングの組み合わせは自由とすれば、月に1回行くと、すべてのジェリコを味わうのにあと2年ほどかかることになります。
それくらい、自分はジェリコ堂に息の長い期待をかけています。ジェリコ堂そのものの魅力だけでなく、ジェリコ堂を抱くオアシスが、ずっと大切な場所だからです。

おいしかったです。ベビーカステラが売り切れだった、その残念さを忘れたほどに。
とくに感動したのがホイップです。何でも、ジェリコ堂のホイップはエスプーマホイップという特別なホイップだそうで、注意して味わうとたしかにふわふわで、口溶けがすごくなめらかでした。といって、儚さはなく、気がついたら食べた自分と一体化している感じがしました。
いつものコメダのもこもこホイップも大好きですが、こちらも、とても気に入りました。
今回迷ったのが、容器を片づけるときに、カップとフタをそれぞれ専用の返却スポットに入れたことです。
ジェリコ堂では、ごみ全般と飲み残しとは別に、カップはカップで回収するのでご協力くださいという案内が貼り紙で出ています。そのために、カップが縦に積み重ねられるスポットが用意されています。
それが2列あることは、前回来店時に気づいていました。その後、その意味を考えて、たぶんそれはカップとフタをそれぞれまとめるために2列あるような気がしていました。それを、たまたま自分が片づけにいったタイミングではどちらも空だったので、迷うよりは実行してみました。
もしかしたら、間違いかもしれません。2列あるのはレギュラーサイズとラージサイズという区分であって、フタはそのままダストボックスへ入れることが求められているのかもしれません。
わからないですが、自分としては、ダストボックスへはお手拭きも投入される以上、そちらは資源ごみには回らず、むしろフタをそちらへ入れないことが少しでも資源の再利用につながるような気がしていました。
合っていたらいいな、と思います。
失敗だったのは、スタッフさんのいうことを愚直に受け止め、よく混ぜすぎたせいで珈琲ジェリーがばらばらになったことです。
そのせいで、あんこは苦戦しなかったのですが、ジェリーを最後のひとかけらまで逃すまいと少ししつこく音を立てすぎてしまいました。居合わせた会社帰りのグループや学校帰りのグループには、さだめし気まずい思いをさせてしまったと思います。ここでいっても詮ないこととはいえ、申し訳なかったです。
もっとも、ジェリコの甘い余韻とともに地上へ出たころには、そんな反省もどこかへいっていました。そこに開けていたのは、子どもだった日に見たのと同じ、ただ胸ときめく夜の街明かりでした。

ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示文章力が高くて、本を読んでいるみたいでした🫢
ジェリコ堂魅力的です✨