三重県菰野町『コメダの森』森林保全プロジェクト(2)【復刻記事】
三重県・菰野(こもの)町に「コメダの森」を。
2017年から始まった「コメダの森」森林保全プロジェクト。
NPO法人「森林の風」さんの力を借りて、菰野町の「コメダの森」で森林整備を行なっています。
木のぬくもりを大事にするコメダだからこそ、森を大事にしたい。
そんな思いが詰まった取り組みをお伝えする第2弾。
今回は、作業内容をご紹介していきます。
整備ってどんなことをするの?
ひと言で整備といっても、内容はさまざま。
日によって、また時期によって、森のためにできることはたくさんあります。
軍手・長靴・ヘルメットを身につけ、やる気満々の社員たち。
ラジオ体操をして、早速作業のため森の内部へ。
●枯れ木の伐採
十分に陽の光が当たらないままひょろひょろ伸びた細い木や、他の樹の生育の邪魔になってしまう木を切っていきます。大きな木を切るには熟練の技が必要なことも多く、森林の風さんの力が不可欠です。
●枯れ木・ツタの掃除
切った木や倒木、ツタなどは運びやすいように切ってから掃除をしていきます。
大きな倒木は樹に引っ掛けるようにしておくことで、土砂災害を防ぐんですって。
また、土に還さず再利用する材木は、丸太の上に置くことで乾きやすくなるそう。
一つひとつの作業に意味があるんですね。
●沢の整備
水路や沢の周辺に枝が散らばっていると、大雨などで川をせき止めてしまい災害をもたらす危険も。丁寧に取り除きます。
沢の中では、こんな生き物に出会えることも・・・。
生き物に出会えるのは、水が綺麗な証拠。整備が実を結んできた証でもあります。
●植樹
ヤマボウシやイロハモミジなど、広葉樹を植えていきます。
今のコメダの森はほとんどがスギやヒノキなどの針葉樹。さまざまな種類の木を植えることで豊かな生態系がうまれます。
花が咲いたり実を結ぶのは、何年も先。
未来に思いを馳せながら、整備活動を行なっていきます。
作業後には楽しみも!
2020年冬。森の整備が進み、憩いの場ができました。
この日は、「スウェーデントーチ」に挑戦。
スウェーデントーチとは、切り込みを入れた丸太に直接火をつけて作った焚き火のこと。
作業の合間に焚き火で温めて味わうコメダのコーヒーはまた格別。
炎の揺らめきを見つめながら、お互いを労うのも素敵な時間です。
森に良いこと、地球に良いこと。作業自体は大変だけど、充実感に満ちたかけがえのない時間。社員もみんな、この笑顔。
生まれ変わった森は・・・
作業前と比較すると、その差は歴然。
散策路も整備され、こんなにすっきり。
地面まで陽の光があたる、樹の生育にとっても良い環境に仕上がってきました。
もちろん、整備ができたのは一部分だけ。
もっともっと良い森になるように、これからも少しずつ。
できることを頑張っていきます。
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こちらは復刻記事として、リニューアル前のさんかく屋根の下で公開されていた、過去の記事を紹介しております。
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投稿を表示良い季節になってきました。コメダの森いちど散策してみたいです。
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投稿を表示菰野町だったんですね