イシガミ
2025/01/25 18:49
いろんな取っ手
あるときホットコーヒーを飲みながら、カップの取っ手について考えていました。
コメダのコーヒーカップは、取っ手がきしめんのように帯状なのが特徴的だと思います。コメダの専売特許というのではなく、陶芸でよく見るかたちですし、各種たっぷりやコーンスープ、ウインナーコーヒー、とろみコーヒー、季節のオーレといったメニューのカップではもう少し丸みを帯びていますから、何もコメダはきしめんしか受けつけないというわけでもないのでしょう。
ともあれ、喫茶店へ通いはじめて以来、紐状の取っ手をしたノリタケやナルミのコーヒーカップに親しんできた身からすると、むしろコメダのほうが最初は違和感がありました。
では、いまはいったいどうなのかと、手持ちの主力を並べてみました。


こうして見ると、紐(管)状なのがステンレスジョッキだけなのは発見でした。いつもコメダでコーヒーを飲んでいるうちに、手と指の感覚がそちらにすっかり落ち着いたということでしょうか。
ところで、アイスコーヒーでもジェリコでも、自分は左手でジョッキを握るように持って右手のストローで飲みます。いっぽう、そもそも傾け方が違うケトル、サーバーやピッチャーは別として、カップを右手に持つときは、握るのではなく、帯の曲がっているあたりを左右から親指と人差し指プラス中指で——指先でつまんでいるように見えないくらい深く——挟むようにして支えます。この持ち方は、コーンスープやたっぷりのときも変わりません。
もしかしたら、帯の上から親指で押さえたほうが楽なのでしょう(くつログのアニメーションでもどちらかというとそう見えます)。落ち着いたとはいえ、長い年月で身につけた持ち方は消えずに残るのかもしれません。

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投稿を表示なるほど~👀
興味深く読まさせて頂きました🎶
φ(・ω・*)フムフム...
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