さんかく屋根の下

コメダ写真館

イシガミ
2023/09/01 23:30

弧線を描く

仕事帰りの買い物を済ませ、川沿いのコメダへ向かいました。

日置橋は、江戸時代初期に名古屋城と熱田の宮を結ぶ運河として、愛知県あま市出身の武将にして大名、福島正則のもと堀川が開削された折りに架けられた、世にいう「堀川七橋」の一つです。五条橋と同じくアーチをよく留め、擬宝珠にも風情があります。

当時、奉行により橋の南北に数多の桜が植樹され、屋形船や茶屋を楽しむひとびとにより名古屋でも類を見ない名所と謳われたといいます。

戦後、陸運が主流となるのと産業汚水の影響とで近寄りがたい臭気を放つ時期があった堀川ですが、いまではこのように護岸が整備され、橋はもとのままそこにあります。コメダ珈琲店へは、この船着場から橋を渡ってすぐでした。


つい一昨日、秋のメニューでお月見ジェリコ「マロンショコラ」が発表されましたね。

自分も、いまから楽しみでしかたないです。今日は、その案内に見えた「よ〜くまぜてご堪能ください」とのスタッフのお言葉から、このクリームジェリコも最後に一度しっかりと思い、そのように堪能しました。

ホイップと、キャラメルソースとベースのドリンクが交わるあたりが、それはもうおいしかったです。クリームとは、このことだったんですね。

ゆっくり過ごして、外へ出ました。窓辺には大きな羊が、東西の壁には、子どもたちが思い思いに学ぶ場面の大きな絵が飾られていました。

橋へ戻って横断歩道を渡り、反対車線から一度自転車を降りてその場所を眺めました。大樹の陰に、コメダ珈琲店が明るくたたずんでいました。


おまけで、今日の持ち帰りとアクセサリーをどうぞ。まんまるコどらで、気分はもうお月見へ向かうばかりです。

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