向き合え、最後まで!
今回は話の都合上、前回を見ていないとワケが分からないと思います。もし見ていなければ先にリンク先の投稿を見ていただけたら幸いです🙇♂️
https://komeda-sankaku.com/announcements/lctjppp53t7cpcex
ホミコ「前回はリオさんが昔の事を話してくれたそうです。とても辛い経験をされたとのこと…どうかご自愛ください……」
リオ「有り難うホミコさん。俺は大丈夫だよ」
リオ「………それでカービィと出逢うまでは独りでさすらっていたってわけだ。これで最後まで話せたかな。……て、あれ?」
ワドルディ「う…う……」
ワドルドゥ「リオ殿……さぞかしお辛かったでしょうな……!!」
イユ「ふぇぇ‥ええええん!」
デデデ「……おい貴様!この空気どうしてくれるんだ!!」
リオ「楽しい話じゃないとは前もって伝えておいたはずだぞ!!……だから話すのは嫌だって言ったんだ……」
アキラ「まあ……こうなるよな。あれ?カービィさんは冷静なんだな」
カービィ「リオ、話してくれてありがとう。それで僕から言えるのはただ一言だよ♪」
リオ「なんかすっごく嫌な予感がするけど…‥」
カービィ「では始まりの瞬間からそれを見直してください。接触できる追加のデータがあればなんでも取り上げて下さい♪」
リオ「……ちょっと待て。また一から全部話せって言うのか?」
カービィ「えっと、仕事から村に帰ってきた辺りからで大丈夫だよ」
デデデ「お、お、お、お前は鬼か!悪魔か!!」
ワドルディ「確かに繰り返す話すことで痛みを乗り越える方法もあるって聞いた事はあるけど……」
リオ「‥‥‥いいだろう。こうなったらとことん向き合ってやる!同じ話を何度も聞いても飽きてくるだろうから皆は帰ってもいいよ」
アキラ「いや。俺は最後まで付き合わせてもらうぜ!さあ存分に話すんだ!」
リオ「お、おう‥‥(ホントは一対一でやるべき事なんだけど‥‥まあいいか)」
ここからは尺の都合もあるのでサクサク行きます!
二回目 リオ「うう……なんでシズクが……悲しいよ…悔しいよ‥‥涙が……うう……」
三回目 リオ「仕返しするなら直接俺を狙えよ…というかその件で俺を責めるなよ……だから一人の方が気楽なんだよ…誰かと関わるのが嫌になるんだよ……」
四回目 リオ「ああもうイライラする!!何もかも滅茶苦茶にぶっ壊したくなる!!こんな事もうやってられるか!!」
カービィ「そうだね。では始まりの瞬間に戻ってそれを通り抜けて下さい♪」
リオ「………分かったよ!やればいいんだろやれば!!」
五回目 リオ「あいつら‥‥絶対赦せねえ……もっと痛めつけておけばよかったか?」
六回目 リオ「つ、疲れてきた……だんだん飽きてきたぞ……」
七回目 リオ「そっか……シズクが亡くなった時、皆悲しんでくれたんだな。そして俺の事も心配してくれていたのか……そっか」
八回目 リオ「そういえば…以前シズクがこんな事を言っていたっけな…」
リオ「やっぱりお父さんと離れることになったのは辛いかい?」
シズク「うん……でもどんなに遠くに離れていても、私とお父さんは繋がっている。例え二度と逢えなかったとしてもその人から貰った影響はずっと心に残るの。だから、私はいつもお父さんと一緒にいるんだよ」
リオ「……そっか。強いんだな」
シズク「そんな事はないよ‥‥あと……出来ればあなたには私の事をずっと覚えていてほしいかな」
リオ「う、うん分かった。忘れないよ。あ、俺の事は別に忘れてもかまわないからな!」
シズク「大丈夫、私は忘れないよ♪」
リオ「そうだよな…俺は今も君と一緒にいるんだよな」
カービィ「今の気分はどうかな?」
リオ「ああ、だいぶ楽になってきた」
カービィ「それは良かった♪それじゃあ始まりの(ry」
リオ「OKだ!」
九回目 リオ「やっぱりシズクは可愛いな。それでここから一気に落ち込むんだよなあ。我ながらショック受け過ぎだ!ああ……俺って結構周りの人たちに恵まれていたんだな。全然気づいてなかった!」
十回目 リオ「それで俺は独りで旅を続けて…(あれ?なんか普通に話が出来るようになっているような。それにこの光景は…)それでカービィと出逢うことが出来たんだよな!」
カービィ「何か気付いた事はあるかな?」
リオ「そうだな…あいつらにトドメを刺さなくて良かったな…とか、村の人達に心配と迷惑かけたから改めて謝りたいなとか、色々大変だったけど、シズクや皆と出逢えて本当に良かったってことかなあ?」
カービィ「それは良かった♪じゃあこれで終わりにするね♪」
リオ「……はあ、スッキリした……そして腹が減ってきた!」
カービィ「お疲れさま!じゃあ皆でミニしるこサンドを食べようね♪」
ワドルディ「リオ、頑張ったね!凄いよ」
ワドルドゥ「リオ殿!お疲れ様であります!」
イユ「………ぐすん」
リオ「おい……結局皆最後まで聞いていたのか?なんか恥ずかしいぞ!」
アキラ「いいじゃないか、皆お前の事を心配してくれていたんだぜ!」
リオ「そ、そっか。皆ありがとう、なんかとっても嬉しい気がする」
デデデ「お、貴様にしては素直な発言だな!もっと感謝するがいい!」
カービィ「じゃ皆でいただきますだよ♪」
ワドルディ「いただきま……ってもう皆食べ始めてるよ!」
デデデ「ワッハッハ!やはり美味いな!」
ワドルドゥ「コメダは物販メニューも美味しいでありますな!」
アキラ「へええ、これはなかなか」
イユ「………」もぐもぐ
リオ「ハハハ、普段通りの光景だな♪(皆、本当に有難う。それにシズク……俺はもう大丈夫だ。君の事は忘れない。君との想い出とともに、これからも生きていくよ!だからもう、安心してください)」
思い出の角砂糖を 涙が溶かしちゃわぬように
僕の命と共に尽きるように ちょっとずつ舐めて生きるから(とある歌の歌詞)
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投稿を表示ひとの記憶は、想起されるごとに再構成されてもとの出来事そのものから変化していく、と読んだことがあります。
それは、耐えがたい部分が切り落とされていくのと、その出来事のよかった面に気づいたり、新しい意味を見出せるようになったりするのと両方があると思います。
そんなことを考えましたが、ともあれ、辛い過去を乗り越えていく姿は、こういったら大袈裟かもしれないですが、威厳を抱かせますね。
この全員のあたたかなテーブルがこの先も続きますよう。
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投稿を表示もう大丈夫なのか🙂否か😅
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投稿を表示しるこサンド美味しそうだぎゃー🤤
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