コメダ写真館

イシガミ
2026/01/06 20:16

再起のカツパン

12月30日は朝からTVerで、富士山大会(全日本大学女子選抜駅伝競争)に臨んだ名城大学女子駅伝部の走りを見ていました。

その様子は、現地富士宮市と富士市で応援したひと、そして名古屋市はじめ全国の王座奪還を願うコメダ部員が目にしていたと思います。そのあと、昼からコメダへ行きました。

コメダ珈琲 稲葉地店

その日のことを振り返るのと、キャンペーンのカツパンのためです。選手のみんなは、前日の夜あたりに食べることができていたでしょうか。

名城大学女子駅伝部には、特設サイトで一人ずつ紹介されているとおり、高校野球の大阪桐蔭さながら全国から有力選手が集っています。そのことを思うと、食べたいのはただのカツパンでした。

ガブり、といきました。サクサクを通り越してザクザクなのを、悔しさと明日への鼓動が綯い交ぜになった胸で、脇目もふらず噛み締めました。

ソースの酸味と、キャベツの瑞々しさがいつになく染み、そのたびに生き返る心地がしました。寄り添うソフィアが、コメダが駆けつける毎年の合宿で選手一人ひとりが感じてきたように、清らかに疲れを取り去ってくれました。

2024年の大会終了時、米澤選手が「来年は、わたしがキャプテンをやることになると思う」と話していたのを覚えています。

今大会、米澤選手は短い区間で8位から4位へよく順位を上げたと思います。とくに細見選手へタスキをつなぐ間際、目の前を行く立命館を抜き去る最後のエネルギーを目の当たりにしたときは、思わず拳を握りしめました。「走りでしっかりと名城の強さを見せる」という開会前の言葉が、本当にその通りになったと思います。

区間賞インタビューで、大会直前に怪我をしてエース区間の5区を走れなかった悔しさを滲ませつつも、キャプテンとして元気に送ったエールが強く心に残りました。

「自信を持ってゴールで待っている」

4位の順位を守り抜き、全員、本当によく頑張ったと思います。

今年こそ、王座奪還を——願わくは、残る選手が、卒業していく先輩と一緒にもうカツパンとシロノワールを食べて、そのための力をつけていることを。

余談ですが、今大会も、スポーツジャーナリスト増田明美さんによる愛のある細かすぎる解説を一部楽しませてもらいました。それによると、米田監督は、みずから最長の5区を願い出た細見選手について「名前は細見だけど心は骨太」と、コメダで話したそうです。

富士中央店なのか富士宮店なのか、それとも名古屋のどこかへ増田さんが取材にきてくれたのか、それはわかりません。

あの晩、月がきれいでした。精一杯走った選手、そしてその応援をした全員が、どこにいても、その光に慰められていたなら。

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