2023/06/29 16:54
あにさまのいうとおり、教育を社会学と教育学だけで見ていたら、改善できないのは明らかだ。文化資本をどう作るかは、頭が痛い。学歴と社会関係資本の作用についての研究をガチでするには、数量分析の一環と相関性の仮説を引いてやる。質的な社会調査はやらないとダメ。家庭内の初期条件への介入になるのだから、それでよい。瀧浩史(東大院・教育学研究科)や、松岡亮二(龍谷大)の研究に近いのか。米国との大きな差は本人の見た目の違いがないために本人の努力のみによる、と誤謬が起き、不可視化するという。
習い事の調査を例にとると、21世紀縦断調査によると、2.5歳時点ですでに2.3倍になる。日本韓国トルコのような高等教育への男女差のある国々と、ジェンダートラックとの関連もみなくてはいけないし。
このままゆくと区長にプレゼンするときの最適な相手は、瀧先生になるんですが…ううん。
あと、点字と墨字の接続部の視覚障害教育の指導法、理論と体系がガラ空きのままなこと。パソコンなとでの「漢字仮名交じり文」記述の先をどうするかを体系化しておかないと、100年後に困る人はでてくるのにな。
#Session