むかしは、議員宿舎からの通勤バスがありました。国家公務員の非常参集職員の都合と同じで、
国の存亡の危機の際に徒歩で行けて集まって会議をする目的があってのことと言われますもの。インターネットもなかった時代からなので。ただ、歳費に見合った賃料ではあって欲しいですね。内閣府は動かす気はなさそうなのが気にかかります。

居眠りしても手当てが支給される、のはムカつくのはそうなのですが、学生の時に「だいじなのは打ち合わせも、会議もどちらもで、朝ご飯前後から打ち合わせなどで動くと午後にはおじいちゃんたちは眠くなるんだ。不味いところを撮られてるんだよな」と某引退議員さんはてへぺろしていたのもあります。おなじく先生がつくも、教員なら寝てもいられませんからね…。

マイナンバーは脱税防止のための仕組みの側面が強いと言われますが、その前の住基カードの仕組みは友人のところがかんでいたり、(マイナンバーも別のなかまの属する会社のボスが関係者なので)マッチポンプでどこかの業界の都合も反映されてはいるとか。

秋田県知事がフェアレディZに乗って高速道路で事故をした後に、個人的に自分の車に乗って出かけることも役所は嫌がるんだ。と言う話はあり、
「人身事故でも起こせば、すぐ進退問題になる。そのたびに選挙のやり直しをすることになれば、財政的にたまったものではない。それともう一つ、政治家というものは好むと好まざるとにかかわらず、敵対する勢力ができてしまう立場である。車でわざとぶつけられる可能性だってある。」と言われたのも、先輩に地方議員の人がいてこの話はされてきましたもの。

議員のプライベートカーがフェアレディＺですか。そういうのは個人の趣味なので、別にどうこうはないんですが、主人の会社は基本マイカー通勤は禁止です。やむを得ない理由でマイカーを使う場合は会社に申請を出さねばなりません。それだけ、社員が通勤中に事故を起こして仕事に穴が空いて業務に支障が出るのを避ける為です。
その為に送迎バスが出ていますし、送迎バスを利用する経費は給与から引かれているのか、会社の経費なのかはわかりませんが。自治体の公用車は多分、税金でしょうし、一部の自治体が公用車の不正利用がニュースになっていた事もありますよね。
民間企業は、会社を維持していくのに色々経費はかかりますが、それを社員に負担を強要したりはないと思います。
でも、議員や市長や知事とかになった途端に金銭感覚が狂うのかもしれませんね。

フェアレディZは秋田の佐竹知事の愛車でした。のちに運転やめる、と仰せでしたもの。個人的にはクルマ好きなんだな、というのは分かりますがね。

仰せの通り自治体の公用車は税金で運用しています(業務上で乗せられて移動したことはあります)。帰り道に「アホ面晒して寝ないの！」と上役の隣で疲れ果てて寝てしまったのはありました(汗)。送迎バスは経費の費目で「旅費交通費」だった気がしましたが。

決裁者になると、数字の数が正しいか気を揉みますし。押したわたしの責任なんだよな、とドキドキします。

マイカーを使う場合は会社に申請を出さねばならないのと同じく、教員の場合も業務上公用車扱いの運行もありますが、それにも細かい規定があるものです。そうそう、最近ではおひとり暮らしの市長さんのスーパーへの立ち寄りに物言いをつけたなんてのもあり、日々のご飯を買うのにもあれこれ言われるのはさすがにきついなあと思ったりもします。