イシガミ
2024/04/20 16:18
桜のころ
朝一番の名古屋城で「2024さくら道国際ネイチャーラン」のランナーを見送ったあと、その近くでどこよりも頼りにしているコメダで食べました。
コメ黒とて、いつまでも飲めると思っていたら迂闊かもしれません。そういうと何か穏やかでないようですが、自分はこのごろ、コメ黒を提供してくれるお店では、コメダブレンドよりもそちらを選ぶことが多くなりました。
もちろん、おいしいからです。しかしそれだけではありません。たとえば旅先でご当地グルメ選ぶのと同じように、コメダでも、そのコメダでしか味わえないものを選ぶことに意味を見出せるようになったからです。
そのコメ黒と、たまごパン、続いて季節のケーキを、ゆっくりと味わいました。
ローブパンB(バター)の目の覚めるおいしさについては、自分もたまにしか食べないのですが、コメ友のみなさんには言葉を要しないかと思います。それを上回るおいしさに驚きました。ほかでもない、目下人気ナンバーワンの季節のケーキ、カフェモカフィーユです。
モカ色のいちばん上の層が、見るからにぷるぷるで、口に含めばとろとろ溶けて、甘いクリームと最高に合いました。スポンジはコーヒーをよく吸って、最後までもたつかずに食べられました。
もしかしたら見た目に反して、季節の四つのケーキのなかでこれがいちばん、自分は、軽く感じました。
「朝からケーキ?」とでもいいたげに愛らしい微苦笑と明るい声を聞かせてくれた見覚えのあるスタッフさん、またまっすぐに前を向いて送り出してくれたたくましいスタッフさんと会えたこともうれしかったです。
この朝、さくら道のランナーは全員がリラックスしてユーモアを忘れず、暁の街へ一斉に駆け出していきました。応援団の一人となって、自分もまた笑顔と大きな拍手で見送りました。
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