七夕のころ
小雨の週末、アガパンサス(白花)の咲くアプローチから地下のコメダで休んでいきました。
お昼過ぎの店内はとてもにぎやかでした。食べたり飲んだりというよりも、みんな、おしゃべりの時間やそれぞれのやりたいことのためにこの場所を選んでいるようでした。
こちらも、持っていた本を広げて、コーヒーとミルクが室温まで冷めてしまわないくらいの時間ゆっくりさせてもらいました。オーレカップが全部出ていたのか、ウインナーカップで飲むのはまた趣きがありました。
待合いのソファに腰掛けているあいだには、新作の折り紙が和ませてくれました。
七夕の笹にあわせてパンダの親子が(レジ前にも)、反対側の人工芝のコーナーには、名古屋のシンボルの一つ「中部電力 MIRAI TOWER」がいつ以来か姿を見せ、そのかたわらでは、三色のチューリップがかわいらしい顔を覗かせていました。
フロア中央の柱にも蝶々や短冊が飾られ、とても明るい雰囲気でした。目に留めた後続のお客さんの会話も弾んでいました。
帰りは、地下道を選びました。歩くたびに発見がある、きれいな、好きな道です。
ちょうどこの日、店鋪限定のスタンプカードがいっぱいになりました。週明けに、さっそくモーニングで使いにいきました。
アメリカンとジャムトーストは好きな取り合わせです。それはきっと、学生のデザインしたあの春の豆菓子をたくさん見ることができたからでしょう。
半分くらいまで食べ進んだとき、隣のいちばん奥まった席へ、二十歳くらいの女の子二人組がやって来ました。どうやら一人はコメダに詳しくて、もう一人は不慣れなようでした。
その知識と経験の豊富な子は、なくなったメニューへの愛惜を若者らしいとりとめのなさで口にしつつ、それと同時に、壁側に座らせてあげた友人のために、モーニングサービスの仕組みとコメダのメニューを一つひとつ説明して、その子が満足できるようにしっかりと導いてあげていました。
聞こえたのは、「エビカツパン」と「はちみつ」という言葉です。そのほかは、こちらも食べるのを疎かにできないので気に留めることなく過ぎました。
やがてお冷を飲み終えたころ、そのテーブルへ、スタッフさんが注文の品の筆頭を持ってきました。たちまち喜びの声があがりました。
もうカツパンができたのかと訝りつつ、通路でぶつかる心配がなくなるまで少し待ってから、立つときに伝票を手に取る動作にあわせて一瞬振り返ると、その子は、ただただはちみつオーレウインナーのホイップに感激していたのでした。
二人の名古屋での一日が素晴らしいものとなることは間違いない、そのことを喜びとして、こちらは仕事へ向かいました。
名古屋ルーセントタワーでは、毎年この時期になると夏涼みがやってきます。竹林の涼感と、たんころりん(足助町の行燈)の柔らかな燈灯が、日本の懐かしい夏を演出してくれるのです。
自分も、その場で短冊に願いを書いてきました。ラブリッジ名古屋の優勝です。
七夕を過ぎると、短冊は大崎八幡宮(仙台市)へ奉納してもらえるそうです。願わくは、この自分だけでなくみんなの輝かしい願いが、たくさん叶いますよう。
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示おはようございます😊
どれも素敵な写真ばかりです✨
特に印象深いのが、ルーセントタワーの竹の写真と、新作の折り紙、アガパンサスの咲くアプローチでしょうか😊
隣の席の方の会話ってなんだか聞こえてきたらなんとなく気になってしまうものですね。
私は、店員さんのオーダーの聞き取りが、「早口で何を言ってるかわからん」とよく年配のおじさま達が言ってるのを耳にします…私も、確かに今のは早口だよね~とか今のは私はそうは思わなかった…などなど
でも、忙しい時間帯だとどうしても早口になってしまうのでは?と思います😊
📓BOOKカバーシンプルでいい感じ📓😊
今日も楽しいお時間を🤠
ミュートしたユーザーの投稿です。
投稿を表示