コメダから遠く
ラブリッジ名古屋のリーグ最終戦で、三重県員弁郡東員町へ行きました。
これまでは桑名から三岐鉄道に乗っていました。希少なナローゲージと、沿線ののどかな景色が好きです。
しかしこの日は、街道をのんびり歩いていこうと思いました。そこで、まずはコメダで元気を蓄えていくことにしました。


そのためのゆで玉子です。ジャムとあんこは、どうしても外したくありませんでした。

トーストに塗ったとき、その二つのバランスがいつになく決まったように見えました。
裏を返すと、普段マイコメダがあんこのときどれだけ大サービスをしてくれていたのかが、少しわかった気がしました。もっとも、このコメダはマイコメダと同じ系列店であって、優劣をつけようとは思いませんし、そもそもどこがどの系列だとかを問わず、自分は、すべてのコメダを等しく信頼しています。
食べたら、半分ほど残したオーレとこの日の対戦相手の復習をしました。それから、落ち着いたスタッフさんに助けられ、スムーズに出発しました。



楽しく、気持ちのいい道でした。
三重といえば、桑名のナガシマリゾート、四日市コンビナートの夜景、鈴鹿サーキット、松阪牛、伊勢神宮、鳥羽二見浦とミキモト真珠島に鳥羽水族館と海の博物館、志摩のリアス式海岸に花火大会で名高い熊野灘と、海寄りに名所が多いイメージがあるかもしれません。そのすべてが三重のかけがえのない財産だと思いますが、それだけでなく、自分は、亀山や菰野へ行くときも感じるとおり、遥か鈴鹿山脈に向かって田園が広がる三重の懐の深さが好きです。それは、尾張では見ることができない風景でもあります。
コメダで食べたからできたことですが、片道10キロを歩いた甲斐のある、生涯心に残る道中になりました。
試合は、その時間だけ降りしきった雨の中、みんなの力で勝ちました。最終戦を笑顔で終えることができて、本当によかったです。今シーズン、スタジアムまで足を運べたのはたった6試合でしたが、みんなが最高の笑顔を咲かせた優勝セレモニーに一緒にいられて、本当にうれしかったです。

帰りも、もう一度コメダに立ち寄る時間がなかったのが残念でしたが、桑名まで歩きました。振り返ると、去年来たときと光の具合は違えど、同じように神々しい鈴鹿の山々が、雲を衝いて堂々と立ち並んでいました。



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投稿を表示御当地マンホールの写真良いですね
マンホールカードも集めていますか?