さんかく屋根の下

コメダ写真館

イシガミ
2025/04/14 16:47

一軒の居間

四日市からの通信を読み返したくて、三重県に近いコメダへ行きました。いい天気でのんびり歩いていきました。

中井筋緑道 早乙女のレリーフ
旧惣兵衛川 石仏橋付近
ナガミヒナゲシ(雑草 帰化植物 四弁花)
高速5号万場線 烏森入口
コメダ珈琲 岩塚店

片道30分ほどだったでしょうか。気持ちよかったです。

10時台に到着すると、小さな子どもからシルバー世代までたいへんにぎやかでした。いつもならカウンター席へ向かうところ、この朝は、入口ですぐスタッフさんが、ちょうど片づけが済んだらしいテーブル席を案内してくださったので、素直にそれに従いました。

モーニングは、ますます好きになったあんことジャムを——食後に、持ってきた通信を落ち着いて読む時間を考えて、ドリンクはたっぷりにしました。

おいしかったです。食べ方にあまりこだわらず、ただ小豆といちごのハーモニーを楽しみました。

周りのテーブルから聞こえてくるなごやかな話し声が、家で一人で食べるより何倍もおいしく感じさせてくれました。家族のようにあたたかい、愛知県のよさをあらためて感じた一日でした。

中井筋緑道 下中大橋跡史(千成通付近)

戦前、南郷中(下中村)は戸数百軒ほどの専業農家で、人々の市街地への交通はおおばしを渡って柳街道(烏森郵便局〜名駅南一丁目)に出る一本の道だけだった。そのため、「いってらっしゃい、おかえりなさい」の一軒の玄関のようであった。

このおおばしは、朝には農作物を満載した大八車や、リヤカーを引く人々を見送り、お昼にはお金を手にした村人を迎えた。たくさんの乳母車を押した人も渡り、子供たちでにぎわった。ときには馬車も通った。縁あってこの村へ嫁いでこられた人が渡られたときには「おめでとう、ともに暮らしましょう。」と迎え、出てゆく人には「がんばれよ。」とエールを送った。この村でよく働いてくださった方々の葬送の行列も通った。また、先の大戦で無言の帰村をされた方々もこのおおばしを渡った。

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1 件の返信 (新着順)
ようこ
2025/04/16 10:36

うわぁ(‘0’)
歩きがいかありそうな所ですね🎀
そんな所にもコメダが…。
ほっとひと息できますね😊


イシガミ
2025/04/16 16:39

そうですね、自分もここのコメダに気づいたのは、越してきて6年ほどしてからでした。
高架の陰で盲点だったのかも。
でも、地域のひとたちはきっとずっとよくご存知だったに違いない気がします。
みなさんいつもホッとした様子で、少し離れたところに住んでいる自分も、いつもとても入りやすいです。