コメダ写真館

イシガミ
2025/12/23 18:37

心の距離

ひさしぶりの金山へ行きました。

早めに着くようにして、コメダで食べていきました。素通りするにはもったいないお店です。

コメダ珈琲 金山駅北口店

「もっと、グッドなモーニングを」——青空にパンが浮かぶこの垂れ幕を、マイ店舗で長いこと見てきました。同じグループでもスパゲッティだったり夏はかき氷だったりと、お店により一様ではないのですが、つね日ごろグループ店舗を贔屓にしている一人として、ひと目で安心感を得ました。

マイグループのなかでも新しいこのお店は、カフェオーレを正規のオーレカップとソーサーで出してくれます。何といっても白が好きとはいえ、たまにはこの色も見ないと忘れてしまいそうです。

それと、ひさしぶりにサラダを追加しました。

カラフルで、レモンのさわやかな酸味が広がっておいしかったです。器に深さがあり、シャキシャキでよく噛むから小ぶりな見ため以上に満腹になりました。

コールスロードレッシングが苦手だった子どもの味覚も、いまでは遠い昔になりました。


食べるだけではつまらないと思い、この日は、日赤の会員誌を持ってきました。「クロスコムブック」第10号です。

会員といっても、自分は毎年最低限度額の寄附をしているだけです。しかし、家とマイコメダからすぐそこに日赤病院があること、それ以上に献血ルームで献血をするときに継続的にサポートを受けていることから、心の距離が近いです。

もちろん、モーニングを食べたあとコーヒーが冷めないそう長くない時間で、すべての記事を読むことはできません。全部に目を通すのは、家で何日かかけてです。この日は、ちょうどいまが期間中の「NHK海外たすけあい」の特集を読みました。

いつもそうですが、写真を見ると、どこの国のどんなひとであれ、人間は、心からの行為をするとき、心が何かを受け取ったとき、心から何かを伝えようとするとき、本当に人間らしい顔をするのを感じます。普段ニュースを見ない自分は、たとえばモンゴルの大寒波被害のことをこの会員誌を読むまで知らなかったのですが、これを読むと、世界でいま何が起きているのかを知るだけでなく、写真と当事者の言葉から、自分のなかの人間らしさが組み立て直されていく感覚がします。

もしかしたら、ただ近所だったり日ごろ関わりがあったりするからではなく、それが自分が日赤に心を寄せる大きな理由なのかなと思います。


コメダを出たあと、まちづくりライブラリーが入る南口のビルへ向かいました。

金山総合駅南口 金山南ビル前 「共生の使者」(金山商店街振興組合)

空っぽでない心で見れば、この場所へ来るたびに見てきた彫刻が、いままでなかった勇気を与えてくれました。足早に行き交うひとごみのなかで、どれだけ小さくても、自分はそれを大切にし続けようと思いました。

展示は、名古屋の昔といまが感じ取れてよかったです。それと、旧ボストン美術館でハローキティ展がやっていました。

この前オアシスでおぱんちゅうさぎみたいなカラーリングをしたハローキティのぬいぐるみチャームを見たのは、もしかしたらそのせいだったのかと思いました。

コメントする