さんかく屋根の下

コメダ写真館

イシガミ
2023/12/23 19:33

コメダで考える

少し前の写真ですが、朝空いていればいつも座る席からの眺めです。

みんなの声の「さんかくクイズ」第4問で、コメカのデザインが話題になりました。その問題の正解では、地球大に、世界中のひとたちが描かれていました。

それと同じタッチで、「コメダのサステナビリティ」のページトップにも、世界中のひとたちが描かれています。「くつログ」の案内通り、公式アプリから1日1回はそのページを見にいくひとにとっては、すでにおなじみのひとたちだと思います。

いつも最初に目を向けるのは、左上の4人家族の姿です。コメダ店舗の基本的な座席である4人掛けテーブルならちょうどよくくつろげそうだなと、そう思って見ています。

ここからは仮定の話になりますが、もし、自分がその立場だったら、この写真で消失点の方向に位置する斜め向かいの席には女の子ではなく男の子を座らせ、正面の妻の斜め向かい、自分にとっての左手側に女の子を座らせると思います。

もちろん、絶対ではないですし、反対に左手側が通路になっているテーブルへついたなら、壁に対するその座席の位置やそのときの周囲の状況にもよりますが、自分にとっての右手側に女の子がくることもあるでしょう。

それは、決して重要でなくはないことだと思います。しかしそれに劣らず重要だと思うのが、男の子のことです。

というのは、男性のほうがよりよく理解できる男性の心理というものがある以上、男の子をよく見ていてあげることは、父親の責務だからです。また悪い見本とならないよう、妻と娘を蔑ろにしない範囲で息子へきちんと向き合うことも、母親とともに、やはり父親の責務だからです。

恋愛経験の乏しい自分でも、おいしさから逃げるかのように視線を移ろわせない限り、コメダから、これだけのことを教えられています。


ところで、この前はじめてのケーキを食べました。

コメダのケーキを愛してやまないひとたちにはとうにおなじみ、この季節の定番だと教えられた「純栗ぃむ」です。

栗の味がしっかりとして、とてもおいしかったです。内側の白いクリームもとてもきれいでした。

もちろん甘くて、無口な自分にしてはめずらしく感想をその場で伝えました。ひと言でいうと、紫いもより好きです。

ケーキの食べ方には、おそらく流儀を持ったひともいるだろうと思います。自分はというと、ケーキに限らずお弁当でも、好きなものを最後のほうにとっておく性質です。

モンブランを食べるのがまだあまり上手でなく、最後の一歩手前で倒してしまったのは恥ずかしかったです。しかしヒメフォークでどれくらいずつ切り込めばいいのかがやっとつかめたのは収穫でした。

今度こそ、最後にすべての要素を口いっぱいに味わって、斜め向かいにときおりその姿を描くことのある過去の自分や、それ以上にいま身近なひとたちに、いい笑顔を見せたいです。急がず、春までにもう一度目の前に迎えたいと思っています。

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