魔法の薬
猫の日は、コメダへ猫に会いにいきました。


子猫に見つめられたせいもあったのか、少し冒険をしました。モーニングを、部員さんの投稿に刺激されたBとジャムにしてみたのです。
いざ目の前にすると、どこかまだ合わせるのに躊躇しました。しかしごらんのとおり、目いっぱい口を横に広げてさくふわだけを食べようとして、それでも食べ切れなかったジャムと、こうなったら一緒に食べるしかなくなりました。
よく味わうと、思ったよりいけました。それで最後の四角を食べるときは、最初からたまごをのせました。
おいしかったです。味覚が、さんかく屋根の下を通してまた一つ豊かになった気がします。
この日、早朝から名古屋駅へ来たのは、猫は猫として楽しむとして、面白そうなイベントがあったからです。

コメダでしっかり食べて、ストーリーとキャラクターを頭に入れてから、ゲームに出発しました。
楽しかったです。やってみた甲斐がありました。思ったとおり簡単ではなく、ぐるぐる歩いて回るうちに地下街の地形と、これまで目を向けずにきたいろんなお店と、それらの位置関係、そして全般的なサービスのしくみがよくわかったのはうれしいおまけでした。とくに駐車場です。
最後の答えの一歩手前で、無理をせず、もう一度コメダへ入りました。

おいしかったです。いちごときたら次はあんこだろうと思い描いたとおり、いえ、それ以上に幸せで、力が湧きました。
謎解きが苦手な自分の場合、コメダのあんこの力がなければクリア報酬と記念品を手渡してもらえるところまで漕ぎ着けることはできなかったと思います。謎解きの舞台がコメダのある街で、とても助かりました。
余談ですが、マイグループのコメダ(Tマークのチケット共通店、2024年3月7日現在全29店舗)は、すべてバターではなくマーガリンだと思っていました。しかしこの日スタッフさんが確認してくださったのは、「バター塗ってよろしいでしょうか?」ということです。

自分は、自宅用に買うのは料理と製菓に使うバターであるいっぽう、コメダでは、バターかマーガリンかをほとんど問題にしていません。注意すれば違いがわかるとは思いますが、モーニングの主役はそれらではないのだし、どちらもすごくおいしいしで気にならないからです。
それよりも、自分にとってはるかに重みがあるのは、日ごろたいへんお世話になっているスタッフさんの言葉です。
バターといったらバター、というのが、単純すぎると思われようと、自分の変わらないものの考え方です。それがゲームの答えと大きく重なったことが、この日いちばんうれしくなりました。
