明るい場所で
明るい場所で昨夜はいつものコメダ珈琲店まで、月見に行きました。まずはごはんから、コーンスープとフルムーンバーガーを。スープは適温で、バーガーばかりでは堪えるごとにひと呼吸を置かせてくれました。喫茶店文化では、そのように交互に食べ進めることができるのがいいですね。バーガーは、全部が重なった真ん中にかぶりついたとき
街から街へ
街から街へ秋の夜、季節のケーキを食べに家を出ました。いつものスタッフさんに聞いて、1つだけ残っていたオレンジをお願いしました。この季節のはじまりに食べて以来2度目です。オレンジの酸味が、ジャムともコンポートとも違った濃度のあるソースに凝縮され、口の中で花開きます。甘みと、粒や皮という柑橘ならではの食感も楽しい
幸福な帰り
幸福な帰りいつものように、歩道がない夜道を車からなるべく目立つよう、また余計な汗をかかないよう気をつけてコメダまで歩きました。1000キューキャンペーンフィナーレのおかわりは何にしようか、一度だけと決めて、あれから少し考えていました。ですが、最初に浮かんだイメージが変わることはありませんでした。これからの季節
夕食を措いて
夕食を措いて気温は下がっても肌にまとわりつく湿気がまだ苦しめる晩でした。注文は、それでアイスコーヒーにしました。今日は応援しているチームの試合が晩からあり、文字中継を追いながら、その間をこの一杯で過ごしました。2時間を超えても氷が溶け切らず、最後まで甘みを残していました。試合が終わり、いつもならデザートドリンク
晩夏に涼しむ
晩夏に涼しむコメダの暦では夏も今日まで——悔いのないよう、最後の最後に大好きなかき氷を食べました。その品は、涼しげなガラスの平皿を土台に黄金に縁取られた盃をお月様と見て、やさしく顔を近づけるそのたびに香りも、味も深まり、面を上げては頬を緩ませ、ゆっくりと甘みを噛み締めた果てはクリーム色に塗られた層よりも下、大き
変わらないもの
変わらないもの今朝は職場近くで、晩からは家の近くでアイスコーヒーを飲みました。いつもと何一つ変わるところのない、くつろぎのひと時です。きっと銘々がそう感じていたと思います。注文は、アイスが美味しいのも夏に限ると思えば、季節限定メニューを差し置いてでもその味に触れておきたくなりました。はじめての樽型ジョッキは、氷が
別れと再会
別れと再会今日は愛知県高等学校総合文化祭の2日目でした。会場入りする前に、とびきりの若者たちと向き合う元気をつけるべく、最寄りのコメダでランチにしました。「名古屋名物」あんかけスパです。聞くに違わず、キャベツがたっぷりなのとバゲットパンの噛み応えに満たされます。主役のスパゲッティは、このソースで食べるのは自分
脇へ退けない
脇へ退けない今日も暑い帰り道でした。最寄りの駐輪場に自転車を置いてから、少し遠回りをしていつものコメダへ向かいました。マイコメダは、入り口の扉へのアプローチは、高齢者や障がい者もつまずかないよう緩やかに設けられた階段と、段差のないスロープとがあります。こう言ってよければ、もっとも弱きもののための道がそのスロープ
口をつぐむ
口をつぐむ今週も、夜になってデザートを食べに出かけました。気になっていたシフォンケーキです。季節の3つケーキのうちで、どれよりも果実の香りと甘みが感じられました。そして幾重にも重なる口溶けのなかで、しかし最後に気づいたのは、それなしではケーキが成り立たない生地をつくる卵のやさしさと、強さです。今夜の持ち帰りは
闇を掃う
闇を掃う故郷へ墓参りに行ってきました。いつも、仏花は家からいちばん近い信頼する花屋にその日の朝頼んでいて、朝食も、そこまで歩く途中にあるコメダ珈琲店を頼っています。アイスコーヒーとトーストAモーニング、マーガリン、いつもの今朝も大賑わいで、察して向かうカウンター席で両隣に他のお客さんがいるのが、自分はこのお